ベイクウェルタルト~イギリス焼き菓子

パイ・タルト

ベイクウェルタルトは、イギリス中部「ダービシャー」にあるベイクウェルと言う街の名前が付いた焼き菓子です。
このお菓子は失敗から生まれたというエピソードがありますが、ジャムとアーモンドクリームがしっとり焼き上がりとても美味しいお菓子です。
紅茶に良く合うイギリスらしい焼き菓子、ぜひお試し下さいね。

タルト生地のショートクラストは手間を省いた時短方法で作ります。イギリスではラズベリージャムが一般的ですが、ブルーベリーやいちごジャムでも美味しく作れます。

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材料紹介(18㎝タルト型)

ショートクラスト(パイ生地)

  • 薄力粉 120g
  • バター 60g
  • 水 大さじ2弱

フィリング(アーモンドクリーム、ジャム)

  • バター 80g
  • 砂糖 80g
  • 卵 1個(Lサイズ)
  • アーモンドプードル 60g
  • 薄力粉 20g
  • ラズベリージャム 100gくらい
  • スライスアーモンド 適量(無くてもOK)

明治屋のラズベリージャム、サンダルフォーのブルーベリージャムを使いました。

ショートクラスト作り(時短方法)

1.ボールに薄力粉(120g)を振るい入れます。

2.バター(60g)を電子レンジ600wで20秒~30秒温めて柔らかくします、バターの塊が残る程度でOKです。
※溶かしバターにならないように注意します。

この程度でOKです。

混ぜ合わせます、塊が残っていてもOKです。

本来の作り方は、スコーン作りのようにバターを指ですりつぶしながら粉と混ぜていきますが、この方法だとゴムベラだけで生地が作れて時短です。

2.振るった薄力粉にバターを入れ、全体を切るように混ぜていきます。

バターが混ざり全体がしっとりしました。

3.水(大さじ2弱)を加えまとめます。

4.ひと塊にまとまりました。

5.ラップを生地に密着させて冷蔵庫で30分休ませます。(急ぐ時は冷凍庫で10分)

ラップに包むと良いですが、私はボールごと冷蔵庫に入れてしまいます。😅

フィリング作り

6.生地を休ませている間にアーモンドクリームを作ります。
バター(80g)をクリーム状にします。(電子レンジ600wで30秒)

7.砂糖(80g)を加えて良く混ぜます。(グラニュー糖を使用しました。)

8.卵(1個)を混ぜます。

9.アーモンドプードル(60g)と薄力粉(20g)を混ぜます。
※薄力粉はダマになりやすいので振るって入れます。

10.優しく混ぜ合わせたらアーモンドクリームの完成です。

アーモンドプードル100%のレシピが多いですが、しっとりしすぎるので私は薄力粉を混ぜた作り方です。

生地の敷き込み

11.タルト型(底取れタイプ)にスプレーオイル、又はバターを薄く塗ります。

12.冷蔵庫で休ませた生地を上下ラップで挟み、めん棒で型より少し大きな円に押し広げます。

13.ラップに挟んだまま生地を動かしながら丸く広げます。

14.型の高さより少し大きく広げます。

15.上のラップをはがし、生地をひっくり返して型の上に乗せます。

ラップに生地が張り付いているので両手でそっとひっくり返しながら型に乗せます。

16.ラップごと型に沿わせて敷き込みます。

17.ラップをそっと剥がします。

18.周りにはみ出ている生地を内側に織り込み、型の淵に密着させて整えます。

19.生地の敷き込みの完成です。
生地がべたついている時は一旦冷蔵庫で冷やすと次の作業がし易いです。(冷凍庫で数分冷やしてもOKです)

型の淵の生地が、薄いところや厚いところがありますが焼けるとさほど気になりません、

フィリング詰め

20.生地全体ににフォークでピケします。

ピケは、パイ生地を加熱するとバターが溶けて空気が入り生地が膨らむので、全体に穴を開け火の通りを良くし均一に焼けるようにします。

21.ジャムを底全体に塗ります。(100gくらいが目安です)

22.アーモンドクリームを上に置きます。

ジャムが動かないように置くように全体に乗せます。又、面倒でなければ搾り出し袋に入れて渦巻き状に絞り出すとジャムが動く心配がありません。

23.小ぶりなへらやナイフで表面をならしてジャムが隠れるように整えます。

24.スライスアーモンドを散らします。(お好みで適量です)

焼成(180℃で40分)

25.180℃に予熱したオーブンで40分焼きます。
オーブンにより火力違うので時間や温度はは調整して下さい。

26.スライスアーモンドが香ばしく、こんがりと焼けました。(ガスオーブンで40分)
焼いている途中から良い香りが漂います~😊

ケーキクーラーに乗せて冷まします。

パイ生地もサクサクに焼けてます。

ティータイム

パイ生地がサクサク、ジャムとアーモンドクリームがしっとりと焼けてます。
ラズベリーの酸味がアクセントとなり味の決め手になります。

紅茶はイギリスのヨークシャーティーです、成城石井で購入。

庭はバラからアジサイへ変わりました、アジサイを一輪を飾ります。

庭のアジサイです、全て挿し木で付いたものです。大きくなります~

ブルーベリージャムの時

ブルーベリージャムでも作ってみました。
サンダルフォーはブルーベリーの粒々も入っていてとても美味しく作れます。いちごジャムで作ると優しいお味になります。

ブルーベリージャムもとても美味しいです。

最後に

イギリスの伝統焼き菓子、素朴ながらジャムが決め手で色々とお味を楽む事ができます。
まさにホームンメイドならではの美味しさです。
紅茶にも良く合うイギリスらしい焼き菓子、ぜひお試し下さい。

最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。

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