フランス・ボルドー地方のお菓子「カヌレ・ド・ボルドー」を焼きました。
焼きたては外はカリッ中はもっちり食感、ラム酒とバニラの風味がお口に広がり素朴ながらもちょっとリッチな焼き菓子です。
材料もシンプルで意外に簡単です。100均の型でも作れますので是非お試し下さい。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
最後に可愛い紅茶の紹介もありますので最後までご覧下さいね。目次から見たいページにジャンプすることもできます。
材料紹介(約6個分)
- 卵 1個
- グラニュー糖 100g
- 薄力粉 50g
- 牛乳 250ml
- バニラオイル 少々
- ラム酒 大さじ1
- 塗り型用バター 適量
今回使用の型3種
・アルミのカヌレ型
・セリアのミニカヌレ型(黄色)
・ダイソーのカヌレ型(茶色)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221108_110108-768x1024.jpg)
手順の流れ
1.卵、グラニュー糖、薄力粉を混ぜ、そこへ温めた牛乳を入れてカスタード生地を作る。
2.生地を冷蔵庫で12時間以上寝かせる。
3.寝かせたカスタード生地を一旦常温に戻す。
4.バターを塗った型に流し入れる。
5.オーブンで40分~50分掛けて焼き上げて完成。
生地作り
1.牛乳(250ml)を小鍋で沸騰直前まで温め、火から下ろしてバニラオイル(4~5滴)を加えて人肌程度に冷ましておきます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221108_102423-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
鍋肌から小さな泡が出てきたOKです。人肌とは40度くらいです。
バニラオイルを加えてます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221108_102457-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
長時間焼くお菓子なので、バニラエッセンスよりバニラオイルの方が香りが残ります。
2.次にボールに卵(1個)とグラニュー糖(100g)を入れ、ホイッパーで良く混ぜ合わせます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_000621-768x1024.jpg)
しっかり混ぜます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_000642-768x1024.jpg)
3.薄力粉(50g)を振るい入れ、混ぜます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221108_103022-768x1024.jpg)
ざっと混ざればOKです。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_000830-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
ここでは、グルテンを出さないためにも混ぜ過ぎないように気を付けます。
4.次に人肌程度に冷めた牛乳を少しずつ加えてカスタード生地を作ります。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_000845-2-768x1024.jpg)
牛乳を2~3回に分けて混ぜます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221108_103138-768x1024.jpg)
牛乳が全て混ざるとクリーム色のゆるい液になります。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_000928-768x1024.jpg)
5.ラム酒(大さじ1)を加えて混ぜたらカスタード生地の完成です。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_001054-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_001137-768x1024.jpg)
6.ラップをして冷蔵庫で12時間以上寝かせます。
冬期など寒い季節は暖房をしてない部屋でもOKです。前日に生地を作り一晩冷蔵庫で寝かして翌日に焼くと良いです。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_104617-766x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
カヌレの最大のポイントは混ぜた時に出たグルテンを落ち着かせ粘りを少なくさせる事です。生地を直ぐに焼くと膨らんでしまい良く焼けません。面倒ですが12時間は冷蔵庫で休ませます。
型の準備
7.寝かせたカスタード生地は1時間くらい室温に戻します。室温になったら生地をゴムベラで優しく混ぜます。(薄力粉が沈殿してるので)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_180804-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
冷えたまま焼いてしまうと生地の温度が上がりにくく焼成に影響が出てしまいます。
8.カスタード生地を室温に戻している間に、型の内側に柔らかくしたバターをハケや指でしっかりと塗ります。(シリコン製の型もしっかり塗ります)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_080216-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
アルミの型は昔買ったものなので、生地がくっ付きやすく取り出すのに大変です。ですので、スプレーオイルを掛けてオーブンで空焼き後にバターを塗ってます。最近の物はテフロン加工などで取り出し易いかと思います。
9.カスタード生地を茶こしで濾しながら注ぎ口の付いた計量カップ等に移しかえます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_235400-768x1024.jpg)
焼成(200℃~220℃で40分~50分)
10.型の8分目までカスタード生地を入れ、200℃~220℃に予熱したオーブンで40分~50分焼きます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
オーブンにより焼き時間や温度は調整しますが、前半は高温にするのがポイントです。
★アルミの型に入れてます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221110_082440-768x1024.jpg)
★セリアのミニの型に入れてます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_180917-768x1024.jpg)
★ダイソーの型に入れてます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/original_4ec61456-41e6-448c-9a04-23bdde2cabd7_IMG_20221112_180937-768x1024.jpg)
11.それぞれの型に入りました。天板に乗せ予熱したオーブンで焼きます(40分~50分)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_181132-768x1024.jpg)
10分位すると少し膨らんできます、このまま焼き続けます。焼き上がるころには型の内側まで沈みます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_182201-768x1024.jpg)
12.焼けました、しっかりと焼き色が付いてます。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_185309-768x1024.jpg)
型はずし
13.少し冷めたら型から取り出します。
アルミの型はタルトヘラを使って外します。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221113_203407-1024x1024.jpg)
100均のシリコン製は簡単に取り出せましたが、熱伝導率が低くアルミの型に比べ焼き色が薄いです、もう少し長く焼いても良いかもしれません。(今回お試しなので同時に焼きました)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_190452-769x1024.jpg)
ティータイム
外はパリッと中はもっちりとしています。(翌日は全体が柔らかくなります)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/0acaa688256a27c7d5881cb208074199-768x1024.jpg)
次の写真は、左手がシリコンの型、右手がアルミの型です。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_202207-768x1024.jpg)
シリコン型のミニサイズは一口サイズです。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221112_195942-768x1024.jpg)
3種の型で焼きましたが、それぞれ可愛らしいです。生地が型の中で沸騰する時にできるカヌレの特徴の気泡もそれぞれしっかり入っています。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221113_094118-768x1024.jpg)
紅茶紹介(カルディーのニャンティー)
カルディーで可愛い紅茶を見つけました、「ニャンティー」と言うダージリンのティーバッグです。
白のオッドアイ、三毛猫、黒猫の3パック入りです。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221113_093250-768x1024.jpg)
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2021/11/f74341a9ea6f045fe625d47082c47ebf.jpg)
ニャンティーの紅茶にお湯を注いで紅茶を作る動画をインスタで投稿してます、良かったらこちらからご覧ください。ここをタップするとご覧いただけます。
熱湯を注ぎ、1分半ソーサーで蓋をして蒸らします、猫を揺らして紅茶を混ぜれば美味しいダージリンの出来上がりです。
![](https://fumitea.com/wp-content/uploads/2022/11/b1ccecc73635dfd04ca971761aa3b399-979x1024.jpg)
最後に
今回は100均のシリコンもお試しで使ってみました、アルミ製より焼きが甘いので時間をもう少し長く焼いた方が良かったです。
カヌレ型はかなりお高いので、お試しで100均の型を使って焼かれても良いかと思います。
是非ご自宅でフランスのお味カヌレをお試し下さいね。
コメント