ラズベリージャムのタルト

パイ・タルト

ポンヌママンのラズベリージャムを使ってタルトを作りました。
フィリングはアーモンド生地で焼き上げます、仕上げにラズベリージャムを塗り生クリームで飾りました。
サクサクなタルトにラズベリーの甘酸っぱさがアクセントの焼き菓子です、紅茶がどんどん進みます。

画像を交えながら順番に作って行きますので最後までご覧くださいね。

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材料紹介(18cmタルト型)

タルト生地

  • バター 100g
  • 砂糖 60g
  • 卵黄 1個
  • 薄力粉 200g
  • 強力粉 少々(打ち粉用)

フィリンング(詰め物)

  • バター 50g
  • 砂糖 30g
  • 卵 1個
  • アーモンドプードル 50g
  • 薄力粉 30g 

仕上げ

  • ラズベリージャム 適量
  • 生クリーム 100m
  • 砂糖 小さじ1

生地作り(パートシュクレ)

1.室温で柔らかくなったバター(100g)をクリーム状にします。
※今回はハンドミキサーを使用しました。

バターが硬い時は電子レンジの解凍で柔らかくしてもOKです、ただしバターを溶かさないように注意します。バターが溶けてしまうとタルト生地がしまって硬くなります。

2.バターがクリーム状になったら、砂糖(60g)を加えて良く混ぜます。
ふんわりと白っぽくなるまで良く混ぜます。
※粉砂糖を使用しました。

3.卵(1個)を卵黄と卵白に分け、卵黄のみ使用します。
残った卵白は冷凍保存し、卵白で作るお菓子に利用します。

エッグセパレーター

今回、エッグセパレーター(黄身分け器)を使用しました。

エッグセパレーター、だいぶ昔に頂いたものですが今は100均にも売ってます。卵を黄身と白身に分けるのが苦手な方にはお勧めです。

器にラップを敷きエッグセパレーターを置き卵を割ると黄身が中央に残り卵白が下に落ちます。私は普段使いませんが、卵黄を確実に取り出すには便利な道具です。

卵白は器に落ちます。

卵白は冷凍保存しておきます、貯まったらフィナンシェなど卵白で作るお菓子に利用できます。

4.砂糖(60g)が混ざりふわっとしたら、卵黄(1個)を入れ良く混ぜます。

5.卵黄が混ざりふんわりとしました。

6.薄力粉(200g)を振るいながら入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜます。

粉が多いので飛散らないように丁寧に混ぜていきます。

粉が混ざるとだんだんしっとりしてきます。

粉が完全に混ざりしっとりまとまりました。

7.ラップで生地をピッタリ覆い冷蔵庫で1時間位休ませます。
バターが冷えて固まり生地が扱いやすくなります。

急ぐときは冷凍庫で15分~20分位冷やしてもOKです。私の時短テクニックです。

型の準備

8.生地を休ませてる間に型の準備をします。
バター(分量外)を型全体に薄く塗ります。

ラップを指に巻き作業すると手が汚れずに塗れます。

9.型を冷蔵庫で冷やし、バターが固まってから茶こしなどで強力粉(分量外)を全体に振りかけます。

バターを塗った後、型を冷やすことでバターが固まり、粉が均一に付いて仕上がりが綺麗になります。

10.余分な粉を落とします。

11.全体に粉が付き、型の準備完成です。

生地の空焼き(170℃で15分)

12.冷蔵庫で休ませた生地を強力粉(分量外)で打ち粉を振った台に取り出し、軽くもみほぐし、めん棒を使い丸く広げていきます。

13.生地やめん棒にも軽く強力粉を振って丸く伸ばしていきます。

14.ある程度丸くなったら生地をラップの間に挟み、更に丸く押し広げていきます。

ラップの上から、型より大き目の円になるまでめん棒で押し広げます。

15.型より大きめの円になりました。

16.上のラップをはがし、下のラップごと生地を持ち上げながらめん棒に巻き付けます。

17.巻き付けた生地を、型の上にかぶせるように広げます。
(手前からでも、向こう側からでも、どちらでもOKです)

生地が型の上で切れてしまいました。😢

ここが一番難しい所です。卵黄だけの生地は柔らかいので切れやすいです、後で修復できるので気にしません。

18.型に沿わせるように生地を敷き詰め、指で型の側面を押さえるようにしっかり固定します。
余分な生地はめん棒を転がして切り落とします。
※生地が切れたり薄い部分は、余った生地で粘土を張り合わせるようにつぎ足しながら形を整えます。

余った生地はまとめて冷凍できます、小さなタルトレットにしたり、クッキーにしたりします。

19.形が整ったらフォークで全体にピケしてしっかり穴を開けます。

ピケとは、生地全体に均一に穴を開ける事で、火の通りを良くして生地が膨れ上がるのを防ぎます。専用のピケローラーもありますがフォークで十分です。

20.生地にアルミホイルやクッキングペーパーを敷き重石を敷き詰めます。
生地を空焼きする際、膨れ上がるのを防ぎ、タルト型の綺麗な形に焼き上がります。

重しのタルトストーンを敷き詰めます。

重石は「タルトストーン」」と言ってアルミでできた専用の石です。石が全て繋がってチェーンのようになっている物も売っています。

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21.170℃に予熱したオーブンで15分空焼きします。

22.空焼きが終わりました。
生地はまだ完全に焼けてません、この後フィリングを詰めて再度オーブンで焼いていきます。

フィリング作り(詰め物)

23.空焼きの生地をオーブンで焼き始めたらフィリングを作ります。
室温で柔らかくなったバター(50g)をクリーム状に練り、砂糖(30g)を加え良く混ぜます。

砂糖を加えました。

砂糖が混ざりました。

24.砂糖が混ざったら、溶きほぐした卵(1個)を加えて良く混ぜます。

卵が混ざりました。

25.アーモンドプードル(50g)と薄力粉(30g)を一緒に振るい入れ混ぜ合わせます。

こねないように優しく混ぜます。

粉類が混ざりフィリングの完成です。

焼成(180℃で20~25分)

26.空焼きしたタルトにフィリングを詰め、180℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
※オーブンにより焼き具合が違いますので時間は調整します。

フィリングを平らにします。

180℃で20分焼きます。

27.こんがりと焼けました、良い香りが漂っています。
二度焼するのでタルト生地がサクサクです。

仕上げ

28.冷めたら型から出してお皿に盛り付けジャムを塗り、泡立てた生クリームを周りに絞って飾ります。
(お皿にはレースペーパーを敷きます)

ポンヌママンのラズベリージャム

ポンヌママンのラズベリージャムを使いました。
フランスのジャムブランド「ポンヌママン」とは「素敵なお母さん」と言う意味。

保存料や着色料は一切使わず、果物と天然の原材料のみで作られていいる自然派ジャムです。
自家製のジャム以外ではこの赤いギンガムチェックのジャムが大好きです。

Bitly

29.ジャムをたっぷりとタルトの上に塗ります。(お好みの量)

30.生クリーム(100ml)に砂糖(小さじ1)を入れ泡立てて周りに絞り出します。
ボールを氷水に当ててしっかり泡立てます。

ジャムの甘さを考慮して生クリームはかなり甘さ控えめです。お好みで調整してくださいね。

角がピンと立つくらいしっかり泡立てました。

31.星形の口金を絞り出し袋にセットしてクリームを詰めます。

絞り出し袋はマグカップに袋をセットするとクリームが入れ易いです。

32.タルトの周りにクリームを飾り完成です。

完成です、ミントを置いてみました。

ティータイムとティーセット

庭に咲いていたミニバラを飾ってみました。真夏でも健気に咲いてくれて癒されます~

食器は、イタリアのブランド「リチャードジノリ」です。

ポットはベッキオホワイト、ティーセットはイタリアンフルーツです。
プルーンやお花の絵が美しくお気に入りのティーセットです。

タルト生地はサクサクです、ジャムを塗るのでフィリングやタルト生地は甘さ控えめにしました。
酸味のあるジャムタルトは紅茶との相性もピッタリです。

生クリームが残っているので、たっぷり上に乗せてみました。

最後に

ラズベリージャムのタルト、サクサクなタルトと甘酸っぱいジャムの掛かったフィリングが絶妙にマッチして癖になる美味しさです。
紅茶は勿論、コーヒーにも合いますのでお作りになってみてはいかがでしょうか。

ホームメイドの焼き菓子で素敵なティータイムをお過ごしくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。

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