いちごのタルト~手作りレシピ

パイ・タルト

いちごの美味しい季節に作りたいお菓子NO.1です。
サクサクなタルト生地といちごやクリームがお口の中でマリアージュ、手作りでも本格的な味わい。ぜひ一度サクサクなタルトを作ってみませんか。
生地は作りやすい全卵タイプです、おすすめレシピですのでお試し下さい。

とっても美味しく作れます、画像を交えて順に作って行きますので最後までご覧くださいね。目次から見たいページにジャンプできます。

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材料説明

こちらのレシピは、

  • タルト生地
  • フィリング
  • ディプロマットクリーム
  • 仕上げ

の4工程となります。

タルト生地(パート・シュクレ)

  • バター 125g
  • 粉砂糖 70g(上白糖でも可)
  • 卵 1個
  • 薄力粉 250g

フィリング(クレームダマンド)

  • バター 60g
  • 砂糖 40g
  • アーモンドプードル 60g
  • 卵 1個

ディプロマットクリーム

  • 卵黄 2個
  • 牛乳 200ml
  • 薄力粉 20g
  • 砂糖 60g
  • バター 20g
  • はちみつ 大さじ1
  • バニラエッセンス 数滴
  • 生クリーム100ml + 砂糖大さじ1 + リキュール小さじ1

仕上げ用

  • いちご 2パック(1パックでも可)
  • ゼラチン 1袋(5g)
  • 水 大さじ3
  • 砂糖 大さじ1
  • 粉糖 少々
  • ミント 少々(飾り付け用)

型の準備(22㎝タルト型)

1.バター(分量外)を指で型全体に薄く塗ります。

2.茶こしなどで強力粉を全体に振りかけます。

3.余分な粉は落とします。

バターと強力粉によりタルト生地が型にくっ付かずに綺麗に外す事ができます。

タルトの生地作り(パート・シュクレ)

4.室温で柔らかくなったバター(125g)を良く混ぜ、空気を含ませます。

バターが硬い時は電子レンジの解凍で柔らかくしてもOKです、ただしバターを溶かさないように注意します。バターが溶けてしまうとタルト生地がしまって硬くなります。

5.粉砂糖(70g)を入れバターと良く混ぜます。
粉糖だと生地がきめ細かくなり、よりサクサクになります。

6.砂糖がしっかり混ざると角が立つようになります。

7.卵(1個)を割りほぐし、少しずつ加えながら良く混ぜ合わせます。

分離しないように少しずつ混ぜていきます。

8.卵液が綺麗に混ざりました。

9.薄力粉(250g)はダマが無いように振るっておき、2回くらいに分けて混ぜます。
ここからはゴムベラを使います。

一度に薄力粉を入れると混ざりにくいので、2回に分けて入れます。

10.練らないようにさっくりと混ぜ合わせます。

2回目の薄力粉を入れて混ぜている所です。

薄力粉がきれいに混ざるとしっとりします。

11.ラップで生地を包み、冷蔵庫で2時間以上寝かせ、生地を馴染ませて落ち着かせます。

急ぐときは冷凍庫で15分~20分位冷やしてもOKです。私の時短テクニックです、今回はこの方法で生地を冷やしました。

タルト生地の焼成(180℃で20分)

12.冷やした生地を軽くもみほぐし、強力粉(分量外)で打ち粉をした台の上でめん棒を使い丸く広げます。

めん棒と生地にも強力粉を少量振りかけながら伸ばします。

13.型よりやや大きく伸ばします。

14.めん棒に生地をくるくる巻き付け、型の上にかぶせるように広げます。
(手前からでも、向こう側からでも、どちらでもOKです)

今回は向こう側から手前にかぶせました。

15.周りの生地を型に沿って中に敷きこみます。

16.めん棒で型の上を転がし、余分な生地を切り落とします。

余った生地はまとめて、小さなタルトレットにしたりクッキーにしたりします。冷凍保存も可能です。

17.指で型の側面を押さえるように固定します。

18.フォークで生地にピケして、しっかり穴を開けます。

ピケとは、生地全体に均一に穴を開ける事で、火の通りを良くして生地が膨れ上がるのを防ぎます。専用のピケローラーもあります。

19.生地にアルミホイルやクッキングペーパーを敷き重石を敷き詰めます。
生地を空焼きする際、膨れ上がるのを防ぎ、タルト型の綺麗な形に焼き上がります。

重石は「タルトストーン」」と言ってアルミでできた専用の石です。
石が全て繋がってチェーンのようになっている物も売っています。

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20.生地を空焼きします、170℃~180℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
※焼き加減はお好みで時間を延長します。

フィリング作り(クレームダマンド)

21.生地の空焼きを始めたら、フィリングを作ります。
ボールにバター(60g)を柔らかく練り、砂糖(40g)を加え良く混ぜます。

砂糖を混ぜてます。

22.砂糖が混ざったら、溶きほぐした卵(1個)を加えて良く混ぜます。

卵が混ざりました。

23.最後にアーモンドプードル(60g)を混ぜてフィリングの出来上がりです。

フィリングの完成です。

フィリングの焼成(180℃で約30分)

24.生地の空焼きが終わったら、フィリングを詰めて再度焼きます。
※次の写真は、生地の空焼きが終わった状態です。生地は白っぽく、まだふわふわです。

25.先ほど作ったフィリングを型に詰めます。

26.180℃に予熱したオーブンで約30分焼きます。

27.クレームダマンドが焼けました。

ディプロマットクリーム作り

28.卵(2個)を卵黄と卵白に分け、卵黄のみを使います。
卵黄の周りのカラザはなるべく取り除きます。

卵黄は小鍋に入れます

余った卵白はタッパーなどの容器に入れ冷凍し、卵白のお菓子に利用します。卵白だけで作るダックワーズやフィナンシェなどに利用できます。

29.小鍋に入れた卵黄(2個分)を溶きほぐし、砂糖(60g)を加えて混ぜます。

砂糖を混ぜてる所です。

30.次に分量の牛乳(200ml)のうち、少量を加えて良く混ぜます。

31.そこに振るった薄力粉(20g)を加えて良く混ぜ合わせます。

32.薄力粉が混ざったら、残りの牛乳を全て加えて良く混ぜます。

先に牛乳を少量加えるのは、薄力粉を混ぜやすくするためです。

33.牛乳が混ざったら、中火に掛け、ホイッパーで混ぜ続けます。

混ぜています。

暫くするとサラサラだった液がとろみが付き、ぶつぶつと煮えてきます。

34.ぐつぐつ煮え大きな気泡が出てドロッとした状態になったら火からおろし、バター(20g)、はちみつ(大さじ1)、バニラエッセンス(数滴)を加えて混ぜます。

35.バターとはちみつを加えて混ぜます。

36.バニラエッセンスを加えて混ぜます。

37.これでカスタードクリームの完成です。
乾燥しないように直ぐにラップをクリームに密着させてかぶせます。このまま自然に冷ますか、小鍋を水につけて冷やします。

38.カスタードクリームを冷ましている時間に生クリームを泡立てます。
生クリーム(100ml)に砂糖(大さじ1)、リキュール(小さじ1)を入れ、ハンドミキサーでしっかり泡立てます。(夏季はボールを氷水にあてます)

39.ホイッパーを持ち上げた時に角がピンと立つくらいしっかり泡立てます。

40.冷めたカスタードクリームを軽く混ぜ、そこへ泡立てた生クリームを混ぜていきます。

泡立てた生クリームを投入します。

生クリームを混ぜています。

41.カスタードクリームに生クリームが混ざりディプロマットクリームの完成です。
とても美味しいクリームになります。

仕上げ

42.ディプロマットクリームを絞り出し袋に詰めて焼き上がったタルトに絞り出します。

丸型の口金を袋にセットして手前をくるくるねじり、口金の中に軽く押し込んでおきます。
この様にするとクリームが流れ出ません。※星形の口金でもOKです。

43.深めのコップやマグカップなどに袋をセットしてクリームを詰めます。

44.焼き上がったタルトをお皿に置き、クリームを外側から中心に渦巻き状に絞り出します。

45.クリームがはみ出していますが、いちごを乗せるので心配ないです。(笑)

46.中心まで絞り出しました。
クリームはたっぷりあるので、中心部分を二重に絞り出しこんもりと山のようにしてもOKです。

残ったクリームはパンに付けたり、シュークリームを作ることもできます。

47.いちごのへたを取り濡れ布巾で綺麗に拭いて並べます。
中心から置きましたが周りから並べたほうが良かったです(笑)

今回いちご2パックで作っていますが、いちご1パックの時は、縦半分に切り寝かせて並べます。

48.いちご2パック全て使い切りました。周りに小さめ~中心に大き目のいちごを並べると見栄えが良いです。(逆に並べてしまいました)

49.ナパージュを作ります。
ゼラチン(5g)に水(大さじ3)を混ぜ、電子レンジ600wで30秒位加熱し、取り出して砂糖(大さじ1)を加え良く混ぜながら溶かします。

ナパージュとは、ケーキのフルーツの上にかかっている透明なゼリー状の物を言います。これを塗るといちごが艶々になり見栄えが良くなると同時に乾燥を防ぎいちごの傷みも防ぎます、ちょっと手間ですがお勧めです。※もちろん無くてもOKです。

50.ハケで丁寧にナパージュを塗ります。

ナパージュが掛かるといちごが艶々で一段と美味しそうに見えます。

51.仕上げに粉糖を茶こしでタルトの生地の淵の方にパラパラとふり、ミントを乗せて完成です。

ティータイム

ウエッジウッドのワイルドストロベリーのティーセットと、いちごの刺しゅう入りクロスを合わせて、いちご尽くしにしました。

カットした断面は3層になります、出来立てなのでディプロマットクリームがトロトロです。

紅茶はJanat(ジャンナッツ)のプレミアムダージリンです。
水色は薄くファーストフラッシュ(一番摘み茶)のようなとても爽やかな香りでとても美味しい紅茶です。

プレミアムダージリンは、カルディで購入しています。
茶葉は割と大き目です。(ティーバッグも有ります)

Bitly

花を添えると優雅なティータイムが演出できます。
お花は、バラのようなラナンキュラス、スイトピー、チューリップ、カーネーション、桜、黄色は春を告げるミモザ、、、など

最後に

少し手間が掛かりますが、ケーキ屋さんのような美味しいタルトが作れます。

カスタードクリームに更に生クリームを加えたディプロマットクリームがとても美味しく、サクサクのタルト生地とアーモンドの風味のクレームダマンドとのマリアージュが幸せを運ぶお味です。

タルト生地は全卵で作るので、比較的作りやすいです。
是非いちごの季節にお試し下さい。

最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。

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