大きなバナナをたっぷり2本、アーモンドクリームと一緒に焼き込みました。
バナナの甘～い香りが漂う美味しいタルトです。
ホームメイドならではの焼きたてサクサクなタルトをぜひお試しください。
バナナの風味豊かなタルトです、写真付きで解説していますので是非作ってみて下さいね。目次から見たいページにジャンプできます。
材料紹介（18㎝タルト型）
タルト生地（パート・シュクレ）
- バター 80ｇ
- 砂糖 60ｇ
- 卵黄 1個
- 薄力粉 150ｇ
アーモンドクリーム（クレーム・ダマンド）
- バター 50ｇ
- 砂糖 50ｇ
- アーモンドプードル 50ｇ
- 全卵 1個
- バナナ 2本～3本
バナナは大き目のものを2本使いました、小ぶりのバナナの時は3本位入れると良いです。
底の外れる18cmタルト型を使いました。フッ素樹脂加工の取り出しやすいタイプです。
タルト生地（パート・シュクレ）
１．バター（80ｇ）を室温で柔らかくしてからホイッパーでクリーム状にします。
夏は室温で直ぐに柔らかくなりますが、冬期などは電子レンジの解凍機能（500ｗくらい）で柔らかくします。バターが完全に溶けてしまうと生地が締まって硬くなりますので注意します。
２．次に砂糖（60ｇ）を振るい入れ、しっかりと混ぜ合わせ空気を含ませます。
※粉糖を使いました。
粉糖を使いましたが白砂糖でもOKです。粉糖だとバターに混ざりやすく、軽いサクサクなタルト生地が焼けます。
３．混ぜてます。
４．しっかり混ざり白っぽくふわっとなりました。
５．次に卵を卵黄と卵白に分けて、卵黄のみ混ぜます。
残った卵白は器ごと冷凍します、卵白が固まったらジップロックやタッパーに入れ冷凍保存します。
小鉢にラップを敷き卵白を分け、残った卵白はラップに包んで冷凍しておきます。卵白を使うフィナンシェやシフォンケーキなどに利用できます。
６．卵黄を良く混ぜます。
卵黄が混ざりました。
７．次に薄力粉（150ｇ）を振るい入れ、さっくりと混ぜ合わせます。
ゴムベラや木べらで丁寧にさっくりと混ぜます。最初は混ざりづらいですが、徐々にしっとりとしてきます。
８．粉が混ざり生地がまとまりました。
９．大き目に切ったラップの上に乗せ、手で丸く押し広げてからラップで包み冷蔵庫で30～40分休ませます。
丸の大きさは適当です、この時点で丸い形にしておくと後の作業が楽になります。
アーモンドクリーム（クレーム・ダマンド）
１０．タルト生地を冷蔵庫で休ませている間にアーモンドクリームを作ります。
ボールでバター（50ｇ）をクリーム状にし、砂糖（50ｇ）を振るい入れて良く混ぜます。
※粉糖を使いました。
１１．次に割りほぐした卵（1個）を3～4回に分けて少しずつ入れ、その都度よ～く混ぜます。
混ぜてます。
１２．卵が混ざったら、アーモンドプードル（50g）を入れて混ぜます。
１３．アーモンドクリームの完成です。
型の準備
１４．タルト型にバターを薄く塗っておきます。
今回は生地のくっ付かない加工をしてある型なのでバターだけ塗りました。心配な時は更に強力粉を振ると型から外しやすくなります。
型に生地を敷く
１５．冷蔵庫で休ませた生地を型に敷き詰めます。
台に生地を取り出し包んだラップを広げ、上からもラップを被せて上下ラップで挟んだ状態で、めん棒で丸く押し広げていきます。
１６．ラップの上からめん棒で四方八方に押し広げ、タルト型より大きな円にします。
１７．次に上のラップを外し、生地の下に右手を入れ左手にタルト型を持ち、型の上にかぶせます。
※ここが最大の難関です。（作りながら撮影しているため、写真が写せませんでした）
１８．タルトの型にかぶせました。
他には、めん棒に生地を巻き付けて型の上に広げる方法もあります。22㎝の型の時はめん棒を使うやり方ですが、今回は18㎝の小さめの型なので手でかぶせてみました。
１９．生地を型に沿って敷き詰めます。
全体に生地が入りました。
ラップを丁寧に外します。
２０．周りの余分な生地はめん棒を転がして切り落とします。
縁の生地を指で押して型にしっかりと密着させます。
周りの余った生地はクッキーやタルトレットにしたりします。ラップに包み冷凍保存もできます。
クッキーやタルトレットも紹介しています。
フィリングの敷き詰め
２１．タルト生地にフォークでピケしてアーモンドクリームを詰め、バナナを乗せます。
ピケとは、生地全体に均一に穴を開ける事で、火の通りを良くして生地が膨れ上がるのを防ぎます。
２２．アーモンドクリームを詰めます。
全体に広げます。
２３．バナナを1㎝幅くらいにカットして周りから重ねるように敷き詰めます。
大き目のバナナ2本がぴったりです。
焼成（170℃で50分）
２４．170℃に予熱したオーブンで50分位かけてじっくり焼きます。（途中、焦げが気になる時はアルミホイルをかぶせます）
※オーブンにより火力が違うので温度や時間は調整します。
切り落として残った生地で作った木型のクッキーも一緒に焼きます、リスは途中で取り出しました。
２５．焼けました、バナナの良い香りが漂います～（ガスオーブンで50分）
生地の中央を指で押して弾力があれば焼けてます。また竹串を刺して何も付いてこなければ焼けてます。
２６．ケーキクーラーに乗せて冷めたら型から外して出来上がりです。
マグカップの上に乗せ、型の内側をタルトナイフで剥がすようにすると直ぐに外れます。
リスもこんがり焼けました。
バナナを使ったケーキをいくつかご紹介してます。
ティータイム
焼き上がりが地味なので、粉糖をパラパラと掛け季節のサクランボを置いてみました。
お花は庭に咲いているグロリオサです。
バナナとアーモンドクリームが見事に融合し、サクサクなタルト生地とベストマッチです。
ティーセットはイギリスのビンテージ品、パラゴンの「カントリーレーン」お花の絵が可憐で大好きなセットです。残念ながらティーポットは持っていません。
ミルクティーで頂きます～
リスは可愛くて食べるのが勿体ないですが、しっぽの方から美味しく頂きました。
他にもタルトをいくつかご紹介しています。
最後に
バナナの甘い風味がたまりません。
身近な果物がとってもお洒落なスイーツに変身します。
ティータイムのお供に、バナナをたっぷり使った美味しいタルトを焼いてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。
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