いつものスコーンにレモンの皮と果汁を入れて作りました。
仕上げのレモンアイシングでレモンの風味を引き立てます。
そのままでとても美味しいスコーンです、ぜひお試し下さいね。

レモンを丸ごと1個使った爽やかなスコーンです。少し柔らかめの生地ですが、サクッフワッと焼き上がります。焼きたては勿論、冷めても美味しいスコーンです、ぜひ作ってみて下さいね。
材料紹介(10個くらい)
- 薄力粉 230g
- バター 70g
- 砂糖 20g(きび糖使用)
- 牛乳 100ml
- レモン 1個
- ベーキングパウダー 10g
- 仕上げ用 粉糖50g+レモン汁大さじ1

材料は写真の他にベーキングパウダーが入ります、レモンは皮ごと使うので国産レモンを使いました。

レモンの準備
1.レモンは良く洗い、黄色い皮の部分を全てすり下ろし、果汁を搾ります。


果汁は茶こしで濾しておきます。

レモン汁は生地用と仕上げのアイシングに使います。

牛乳の準備
2.牛乳(100ml)にレモン汁(大さじ2)と砂糖(20g)を入れて混ぜておきます。




レモンのクエン酸と牛乳のたんぱく質が反応してとろみが付きます。
生地作り
3.ボールに薄力粉(230g)、ベーキングパウダー(10g)を一緒に振るって入れます。

4.冷えたバター(70g)を角切りにして粉類に混ぜ込みます。

両手の指先でバターをつぶすようにしながら粉類に混ぜていきます。

5.バターが粉類と混ざると、やや黄色味を帯びてしっとりした感じになります。


バターの粒々が残るくらいでOKです。
生地をまとめます
6.牛乳とレモンの皮を入れ生地をまとめます。
※仕上げのトッピングに皮を乗せる時は少し残しておきます。


この時、こねないのがコツです。粉に牛乳を染み渡らせるようなイメージでまとめていきます。

7.牛乳が全体に混ざり、まとまりました。まだ粉っぽさは残っています。

座布団折り(3回)
8.まとまった生地を強力粉(分量外)を振った台に取り出します。
ここからは手で作業します。

9.生地に打ち粉(強力粉)をして両手でまとめながら平らに押し広げて二つ折りにします、座布団を折りたたむイメージです。(手にも強力粉を少し付けながら作業します)


水分多く柔らかい生地なのでスケッパーなどで生地を下から持ち上げるとたたみやすいです
10.折りたたみました、この作業は生地を傷めないように3回ほどでOKです。

型抜き(5㎝丸型使用)
11.畳んだ生地を2~2.5㎝位の厚さに押し広げ、型抜きします。

型に強力粉を付けながらくり抜いていきます。

12.生地の端から詰めて抜いていきます。

生地の断面です。オーブンペーパーを敷いた天板に並べます。

残りの生地は、まとめてから再度折りたたみ同じように型抜きします。(2番生地となります)
最後に残った生地は手でスコーンの形に整えます。

13.2番生地を型抜きします。

14.今回は仕上げにアイシングを塗るので卵液は塗らないでこのまま焼きます。

焼成(180℃で12分~15分)
15.180℃に予熱をしたオーブンで12分~15分焼きます。
※オーブンにより火力が違うので温度や時間は調整します、電気オーブンだともう少し高い温度(190℃)でも良いかと思います。


焼きたてふんわりです。

仕上げのアイシング
16.粉糖(50g)をレモン汁(大さじ1位)で溶き、スコーンの上に塗ります。


アイシングの緩さは少し硬めが良いです、緩すぎると流れてしまいます。
アイシングが固まったら完成です。


他にも簡単なスコーンを紹介しています。
ティータイム
バラの季節なのでティーセットもバラで統一します。
庭のバラも飾りバラ尽くしのティータイムです。

レモンの風味で十分美味しいスコーンですが、いちごジャムを添えて頂きます。

こちらはアイシングが固まらないうちにレモンの皮をトッピングに乗せました。ちょっと可愛らしくなります。

オーストリアのお土産のチョコレート「モーツァルトクーゲル」も一緒に頂きます。
中にはピスタチオのマジパンがチョコレートに包まれています。見ているだけで楽しいチョコレートです~

紅茶
紅茶はアッサムとアールグレイをブレンドしてミルクティーで頂きます。

インドのアッサム茶はCTC製法が多く、丸まった粒状の茶葉が多いです。
このため、短時間でもしっかり濃く出てミルクティーに向いています。
CTC製法とは、
- Crush(砕く)
- Tear(ちぎる)
- Curl(丸める)
この3つの工程を1つの機械で行う製法で、茶葉が細かく粒状になり短時間で抽出されるので、ミルクティーやチャイなど濃い紅茶に適しています。

こちらはストレートでブラックティーです。


レモンケーキもいくつかご紹介しています。
庭のバラを紹介
5月の我が家の狭小ガーデンはバラが咲き乱れています。
木立性の立派なバラよりつるバラやミニバラが大好きなので、フェンスには4種類のつるバラが絡みあって所狭しと咲いています。
イングリッシュローズ
大輪のつるバラ「イングリッシュローズ」、香りが素晴らしく毎日のように鼻を近づけてしまいます。

レオナルド・ダ・ヴィンチ
花弁が丈夫な「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、濃いピンク色のつるバラです。

つるアイスバーグと混ざり合って咲いています。

バレリーナ
鉢植えの「バレリーナ」とても小さな花ですが、つぼみがピンク色で一重の可愛らしい花を咲かせてくれます、見ているだけで癒されるバラです。オベリスク仕立てです。
咲き始めが最高に可愛らしいです。


つるアイスバーグ
「つるアイスバーグ」の咲き始めです、つぼみが沢山でわくわくします。サマースノウにも良く似ています、だいぶ昔に買ったのでどちらか名前を忘れてます。😥

アイスバーグが満開になりました、フェンスに絡んで咲き乱れています。

つるバラ
こちらはピンクのつるバラです。切り花にして部屋に飾ったりします。

フェンスいっぱいに咲き乱れています。

ミニバラ
こちらは鉢植えのミニバラです、花弁がオレンジから赤に変わり沢山咲いてくれます。

最後に
レモンの爽やかな風味がキュンとするスコーンです。
アイシングが掛かり、冷めてもとても美味しく頂けます。
簡単に作れるのでぜひお試し下さいね、そして素敵なティータイムをお過ごしください。
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