金柑のコンポートとシロップ(煮汁)を使いパウンドケーキを焼いてみました。
爽やかな酸味とバターの風味でちょっとリッチなパウンドケーキに仕上がります。
お花の形のマルグリット型で焼きました、仕上げに粉糖をパラパラ掛ければお花のような可愛らしいケーキになります。
金柑の美味しい季節にお勧めのケーキです。
画像を交えながら順番に作って行きますので最後までご覧くださいね。
材料説明
- 金柑のコンポート 10~12個分
- バター 120g
- 砂糖 80g
- 卵 2個
- 薄力粉 120g
- アーモンドプードル 30g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 金柑のシロップ 大さじ3~4
- 粉糖 少々
金柑のコンポートは予め作っておきます。電子レンジで簡単に作れます。
型の準備(マルグリット型)
1.型にバターを塗り(分量外)冷蔵庫で冷やしてバターを固めます。
※型は丸型やパウンドケーキ型でもOKです。
2.バターが固まったら、強力粉(分量外)を茶こしなどで全体に振りかけ、余分な粉は落とします。
3.余分な粉は綺麗に落とします。
粉が薄く綺麗に付きました。
生地作り
4.室温に戻しておいたバター(120g)をハンドミキサーで良く混ぜます。
冷蔵庫から出したてのバターを使うときは、電子レンジの解凍機能で柔らかくします。この時バターを溶かさないように気を付けます。
5.砂糖(80g)を加え更に良く混ぜます。
※砂糖は素精糖を使っていますが白砂糖でも良いです。
ここでしっかり混ぜ合わせておきます。
6.ボールに卵(2個)を割り入れ溶きほぐし、少しずつ加えていきます。
7.卵は3~4回に分けて加え、その都度良く混ぜ合わせていきます。
生地がボールの周りに飛び跳ねますので、途中ゴムベラで中心に寄せてから卵液を加えていきます。
卵液を全て入れ混ぜているところです。
8.薄力粉(120g)、アーモンドプードル(30g)、ベーキングパウダー(小さじ1 )を一緒に振るっておきます。
9.卵液の混ざった生地に、振ふるった粉類を1/3ほど入れ、ゴムベラで混ぜ合わせます。
10.金柑をザルで濾し、シロップ(煮汁)を大さじ3~4杯加えて混ぜ合わせます。
金柑のシロップを入れた所です。
11.煮汁(シロップ)が混ざったら残りの粉類を加えて混ぜ合わせます。
12.生地の完成です。
焼成(160℃で40分)
13.型に生地を入れ、全体を平らにし金柑を並べます。
14.ゴムベラで全体に広げます。
15.金柑は輪切りの方を下に向け少し生地に埋め込むように並べます。
16.金柑が並べ終わりました。
17.160℃に予熱したオーブンで40分焼きます。
※オーブンにより焼き具合が違いますので、焼き時間は多少調整して下さい。
18.綺麗に焼き上がりました。
仕上げ
19.型から出して、金柑のシロップを表面に塗ります。
シロップが少し乾いたら粉糖を茶こしで振りかけて完成です。
盛り付け
お皿の下にレースペーパーを敷いて盛り付けます。
金柑が艶々でとても美味しそうです。
断面も綺麗です。
金柑のシロップ入りで風味豊かです。
ティータイム
ティータイムに作り置きのガトーショコラも合わせました。
紅茶紹介
紅茶はトワイニングのアールグレイをストレートで頂きます。
ベルガモット(柑橘系)の香りで爽やかなお味です。
トワイニング「アールグレイ」
ティーカップ紹介
ティーカップは「ミントン スプリングバレー」です。
りんどう、きんぽうげ、わすれな草など、可憐な野草が描かれています。全体的に淡い色合いで春らしい優しい雰囲気です。
最後に
このケーキは金柑のコンポートの作り置きがあれば、すぐに作れます。
バターの風味と金柑の美味しさが見事にマッチして贅沢な焼き菓子になります。
金柑好きの方には、きっとたまりません。
パウンドケーキの要領で簡単に焼けますので、金柑の出回る季節に作ってみてはいかがでしょうか。
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