旬のいちじくとラム酒を生地に混ぜ込んでじっくり焼き上げました。
生のいちじくが手に入る今しか作れない贅沢な焼き菓子です。
とろ~りいちじくと風味豊かな生地がお口の中でマリアージュ、しっとり上品なお味です。
ぜひお試し下さいね。
画像を交えながら順番に作って行きますので最後までご覧くださいね。
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材料紹介(18㎝丸型)
- いちじく 1パック(4個)
- バター 100g
- 砂糖 80g
- 卵 2個
- 薄力粉 130g
- アーモンドプードル(20~30g)
- ベーキングパウダー 小さじ1
- ラム酒 大さじ1
- グラニュー糖 少々
- 粉糖 少々(仕上げ用)
いちじく1パックを使用しました。
型の準備
型の底と側面に紙を敷きます。型の底をコピー用紙に書き写し、切り取ります。
(A4サイズのコピー用紙を使用)
型の側面の高さよりやや高めに2枚切り取り、つなぎ合わせるように敷きます。
いちじくの準備
1.いちじくは優しく洗い、水けをふき取りカットしておきます。(皮ごと使います)
軸をカットし先端に傷みがある時は切り落とします。
2.いちじくをカットします。
生地に混ぜ込むいちじくは小さめにカットし、上に乗せるいちじくは6等分位にカットします。(上に乗せるいちじくを多めにします。)
生地に混ぜ込むいちじく
上に乗せるいちじく
生地作り
3.室温で柔らかくなったバター(100g)をホイッパーで良く混ぜます。
(無塩バターを使用しました。)
4.バターを良く混ぜたら、砂糖(80g)を入れて更に良く混ぜます。
(今回、グラニュー糖を使用しました。)
白っぽくなるまで良く混ぜます、それによって空気が入り生地がふんわりと焼けます。
5.割りほぐした卵(2個)を3回くらいに分けて入れ、その都度よ~く混ぜます。
卵液を入れるとバターが分離しやすいので、その都度良く混ぜます。
卵液が全て入りました、分離せずに何とか混ざりました。
6.次にアーモンドプードル(20~30g)を入れ良く混ぜます。
7.次にラム酒(大さじ1)を入れ良く混ぜます。
8.次に薄力粉(130g)とベーキングパウダー(小さじ1)を一緒に振るい入れさっくりと混ぜます。
ここからはゴムベラで混ぜていきます。
9.粉が多いので飛び散らさないように丁寧に混ぜます。
10.粉が完全に混ざりきらないうちに混ぜ込み用のいちじくを入れさっくりと混ぜ合わせます。
粉が完全に混ざってからより粉気がある内の方が、いちじくが生地に混ざりやすく生地もこね過ぎずに済みます。
11.粉といちじくが混ざり生地の完成です。
焼成(160℃で45分~50分)
12.生地を型に入れ、表面を平らにしてからいちじくを並べます。
ざっと平らにしました。
13.いちじくを生地の上に置いていきます。(並べ方はお好みです)
焼けると生地が持ち上がり、いちじくは沈むので置くだけです、並べ方も適当でOKです。
14.グラニュー糖を全体に振りかけます。
15.160℃(~170℃)に予熱したオーブンで45分~50分焼きます。
※オーブンにより焼き具合が違うので温度や時間は調整します。
16.焼けました、いちじくは生地に埋もれます。(50分しっかり焼きました。)
17.生地の中心に竹串をさしてベタベタな生地が付いて来なければ焼けています。
竹串に生地は付いてないので完全に焼けてます。
18.冷めたら型から取り出し、粉糖をパラパラ掛けて完成です。
ティータイム
盛り付けました、シャインマスカットとミントやミニバラを添えてみました。
紅茶とティーポット
紅茶はイギリスの家庭で最も親しまれている定番の「ヨークシャーティー」です、日本橋三越の英国展で購入しました。
日本の軟水に良く合い香り良く渋みも少なく飲みやすいです、濃く出るのでミルクティーに向いていますが久しぶりなのでストレートで頂きます。
初めてこの紅茶を口にしたのは、ウェールズ(イギリス)に旅行した時です。
現地スーパーの棚に沢山あったティーバッグを購入、宿で淹れたらあまりにも香り良く美味しくて感動しました。
イギリスの水と言えば硬水と思われがちですが、全域ではなくウェールズは軟水なんです。なので日本の水で淹れても美味しいわけです。
こちらは通称レッドと呼ばれています、他にはゴールドが有ります。
三越英国展(日本橋)ではティーバッグが主に売られていました、ゴールドのリーフティーは残念ながら売り切れでした。
ティーポットは「ポートメリオン」、三越英国展で購入しました。
1953年に北ウェールズのポートメリオンと言う村の工房で作られたのが始まり、1960年に焼き物の街ストークオントレントに移転して会社を設立、普段使いとして人気のテーブルウエアです。(私はこのポット以外では下に敷いている鍋敷きとティータオルしか持っていませんが・・・)
この丸っこいフォルムとシックなバラの絵が素敵でつい購入してしまいました。
最後に
旬のいちじくをたっぷり焼き込んだいちじくケーキ、とてもしっとり上品なお味です。
いちじく好きには堪らない美味しさで、紅茶に良く合いティータイムにぴったりです。
いちじくの季節にぜひお試し下さいね。
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