抹茶のスコーンを「丸型」と「形無し」で作りました。
焼きたては外がサクサク中はふんわり、何もつけなくても抹茶の風味でとても美味しく頂けます。
スコーンの「オオカミの口」を半分に割れば鮮やかな抹茶の緑、紅茶がどんどん進みます、ぜひお試しください。
型無しバージョンもあります、最後に美味しい食べ方も紹介していますので是非作ってみて下さい。目次から見たいページにジャンプする事も出来ます。
材料紹介(10個)
- 薄力粉 230g
- 砂糖 30g
- 抹茶 8g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- バター 70g
- 卵 1個
- 牛乳 70ml
※卵が小さい時は90mlくらい
使用した抹茶は京都宇治の山政小山園の「小倉山」です、富澤商店で購入しました。
焼いた後も抹茶の緑色が綺麗に出ますのでお菓子作りにも良いです。(30g入り)
卵液の準備
1.卵(1個)と牛乳(70ml)を混ぜ合わせて卵液を作ります。最初に卵液を準備しておくとスムーズに作れます。
生地作り
2.ボールに薄力粉(230g)砂糖(30g)抹茶(8g)ベーキングパウダー(小さじ2)を全て一緒に振るって入れます。
3.冷えたバター(70g)を約1㎝角にして粉類に混ぜ込みます。
4.両手を使い、指でバターをつぶすようにしながら粉類にすり混ぜていきます。
5.バターの大きな塊が無くなり粉類と混ざると、ややしっとりした感じになってきます。
バターの粒々が少し残るくらいでOKです。
卵液を加えて生地をまとめる
6.最初に作っておいた卵液を入れて生地をまとめます。
焼き上げる際に艶出しする場合は、卵液を少しだけ残しておきます。
切るようにざっくりと混ぜていきます。
この時、こねないのがコツです。粉に卵液を染み渡らせるようなイメージでまとめていきます。
7.徐々にまとまってきます。
粉が完全に混ざってませんが、これくらいでOKです。
8.全体がしっとりしたら、手で寄せ集めながら軽く押して生地をまとめます。
※ここからは手で作業します。
生地の型抜き(5㎝の丸型)
9.まとまった生地を強力粉(分量外)を振った台に取り出します。
10.手のひらで優しく押しながら広げます、めん棒は使いません。(厚みのある状態です)
※手にも強力粉を少し付けながら作業します。
11.次に座布団を折りたたむように二つ折りにします。また押し広げて先ほどと逆方向から再度折りたたみます。この作業を合計3回ほど繰り返します。
※途中、手がべたべたしてきたら少量の粉を付けながら作業します。
この折りたたむ所が腹割れのポイントとなります、生地を傷めないように3回ほどでOKです。
12.生地を2~2.5㎝位の厚さまで手で押し広げ、型抜きします。
型に強力粉(分量外)を付けると生地をスパッと、くり抜くことができます。
生地に無駄が出ないように端から詰めて型抜きします。
型はコップで代用することもできます、同様に強力粉を付けます。
13.一番生地からは6個取れました。
残りの生地はまとめてから同じように型抜きします。(2番生地となります)
14.残りの生地は手でまとめて、再度折りたたみ2~2.5㎝位の厚さに広げて型抜きします。
最終的に残った生地は手で丸めてスコーンの形に整えます。
焼成(180℃で15分~20分)
15.オーブンペーパーを敷いた天板に生地を並べ、180℃に予熱したオーブンで15分~20分位で焼き上げます。(ガスオーブン使用)
オーブンにより火力が違いますので温度や時間は調整します。電気オーブンだともう少し高い温度(190℃)でも良いかと思います。
16.ちょうど15分でこんがりと焼けました。
かなり立ち上がり、腹割れもできました。
焼きたてを割ってみると、中はふんわりと焼き上がってます。
17.完成です。ケーキクーラーに乗せましたが、すぐに召し上がって頂きたいです。
他にも本格イギリス式スコーンなども紹介しています。
型無しで作る時(9個にカット)
生地を3回折りたたむ所までは同じです。
型を使わないので、包丁やスケッパ―などで生地をカットする方法になります。
めん棒を使って生地を2~2.5㎝の厚さの正方形に広げます。スケッパーなどで9等分にカットします。
オーブンペーパーを敷いた天板に生地を並べ、180℃に予熱したオーブンで15分~20分位で焼き上げます。こちらは少し残しておいた卵液を表面に塗って焼いてみました。
卵液を塗ったので表面がこんがりと焼けてます。
高さがあまり出ませんでした、もう少し生地を厚めにした方がよかったです。
仕上げに粉糖30gを小さじ1の水で溶いたものを掛けました。
他にも型を使わないスコーンを紹介してます。
ティータイムの美味しい食べ方
二段のケーキスタンドにいちごとスコーンを乗せました。スコーンには粉糖をパラパラ掛けてお化粧してます。😅
スコーンはクロテッドクリーム以外に、マスカルポーネチーズやサワークリームでも美味しく頂けます。
特に金柑のコンポートとサワークリームの相性良く、パサつき系のスコーンにベストマッチです。
サワークリームを塗り、上にいちごや金柑のコンポートを乗せました。とてもリッチなお味になります。
金柑のコンポートは電子レンジで簡単に作れます、レモン果汁を入れるのでオレンジ色が増して艶々に仕上がります。
電子レンジで作る、金柑のコンポートも紹介しています。とっても簡単なので作ってみて下さいね。
こちらは、中沢のサワークリームの上に蜂蜜を掛けました。酸味のあるサワークリームと蜂蜜の相性も良く、ちょっぴりほろ苦い抹茶と絶妙にマッチします。
こちらは型抜きをしないでカットしたものです、しっかりアイシングが固まりました。
紅茶はアッサムブレンドのミルクティーです、たっぷり頂きます。
最後に
抹茶の色が鮮やかでちょっぴり和風なスコーン、いかがでしょうか。
冷凍保存もできるので、まとめて作れば忙しい時でもすぐに紅茶のお供になります~ぜひお試し下さい。
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