抹茶のビスキュイロールケーキ~どこを切っても断面いちご~レシピと作り方

ケーキ

ビスキュイとは、卵を卵黄と卵白に分け別々に泡立てる「別立て」で作るスポンジ生地の事を言います。
粉糖を掛けて焼くのでサクッとした軽い食感が特徴です、そしてどこをカットしても断面にいちごが出るように工夫してます。春らしいケーキなのでぜひお試しください。

卵白をしっかり泡立てる所がポイントです、紅茶の紹介もありますので最後までご覧下さいね。目次から見たいページにジャンプする事もできます。

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材料紹介

ビスキュイ生地

  • 卵 2個
  • グラニュー糖 50g
    (卵黄に25g、卵白に25g)
  • 薄力粉 40g
  • 抹茶 5g
  • 粉糖 少々

仕上げ用

  • いちご 1パック弱
  • 生クリーム 200ml
  • 砂糖 大さじ3
  • リキュール 小さじ1/2(お好みで)

いちごはやや大き目な「とちおとめ」を8個使いました。

抹茶は富澤商店の製菓用の抹茶パウダー使用、焼いた時の発色が割と綺麗です。

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紙の準備

天板に生地を絞り出す時の目安としてB5サイズくらいの紙を用意します。(18cm×26cm)

天板にB5サイズの紙を敷き、上にクッキングペーパーを重ねて敷きます。

このレシピは抹茶が入るため、生地の膨らみが悪くなります。卵は出来ればLサイズ、なければMサイズでも大き目のものが良いです。

メレンゲ作り

1.ボールを2つ用意して、卵(2個)を卵黄と卵白に分けます。
※卵はLサイズ(大き目)が良いです。

2.卵白から泡立ててしっかりとしたメレンゲを作ります。

ハンドミキサーで卵白が白っぽくフワッとなるまで泡立てます。

3.卵白が白くふわっとしてきたら、グラニュー糖(25g)を2回に分けて加え、その都度良く泡立てます。

砂糖を一度に加えるとせっかく泡立った卵白がつぶれてしまうので2回に分けて入れます。

1回目のグラニュー糖を加えます。この後よ~く泡立てます。

グラニュー糖が全て入りしっかり泡立てると、ハンドミキサーがやや重く感じ艶が出てきます。

4.メレンゲが完成しました、ボールを逆さにしても全く落ちません。

卵黄泡立て(湯せん)

5.次に卵黄を湯せんにかけてしっかり泡立てます。

ハンドミキサー(洗わずそのまま使用)で卵黄を軽く混ぜ、グラニュー糖(25g)を入れてざっと混ぜ合わせます。

グラニュー糖を混ぜます。

6.グラニュー糖が混ざったら、湯せんしながら泡立てていきます。

※ボールより一回り大きめのボール又はフライパンや鍋に湯を張り、ボールの底を湯に付けながら泡立てていきます。(卵を温めます)

湯せんとは、お湯を張った容器にボールを付け間接的に温める事を言います。卵が温まると泡立ち易くなります。

7.指を卵液に入れてみて温かいと感じたら湯せんを外し、更に泡立て続けます。

途中、ボールの周りに飛び散った卵液をゴムベラで寄せ集めてむらなく泡立てます。

8.黄色から薄いクリーム色に変わり、卵黄の泡立て完了です。

生地作り

9.次に、泡立てた卵黄の中にメレンゲをゴムベラでたっぷり1すくい入れて良く混ぜます。

薄力粉を混ぜやすくするために最初にメレンゲを少量混ぜておきます。

メレンゲが混ざりました。

10.薄力粉(40g)抹茶(5g)を振るって入れ、混ぜ合わせます。

混ぜてます。

11.粉類がざっと混ざったら残りのメレンゲを入れ、すくっては切るように泡をつぶさないようにしっかり混ぜます。

12.メレンゲがすっかり混ざりビスキュイ生地の完成です。

生地の絞り出し~焼成(180℃で10分)

13.直径1㎝の丸形の口金をつけた絞り出し袋に生地を詰め、用意した天板に斜めに絞り出します。

生地が流れないように袋をねじり、口金に詰め、マグカップや計量カップなどにセットします。

絞り出し袋に詰めます。

生地が袋に入りました。

14.袋の上部をひねり右手で持ち、左手で袋を支えながら斜めに絞り出していきます。

端っこから斜めに絞りだします。

何とか端まで絞り終えました、残った生地は空いている所に絞りました。

長方形の中を斜めに生地を絞り出し埋め尽くします。ケーキを巻いたときに綺麗に形が出ます。

15.絞り出した生地の上に粉糖を振り掛けます。

16.粉糖が全体に掛かりました。
180℃に予熱したオーブンで10分焼きます。
※オーブンにより火力に違いがありますので温度や時間は調整します。

17.美味しそうに焼けました。

ケーキクーラーの上に置き、生地が乾燥しないように布巾を掛けて冷まします。

どこを切ってもいちごが出る準備

18.いちごはへたを取り、濡れ布巾で綺麗にふきます。(8個使用)

どこから切っても断面にいちごが出るように、先端1/3をカットし切り離します。中心部分のいちごだけを巻き、先端は最後の仕上げで使います。

生クリームの泡立て

19.氷水にボールをあて、砂糖(大さじ3)オレンジキュラソー(小さじ1/2)を加えて泡立てます。

生クリームは中沢の乳脂肪36%を使いました。

風味付けにオレンジキュラソーを小さじ1/2入れました。(お好みです、入れなくてもOKです)

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氷水にボールをあてて泡立てます。

20.角がピンと立つくらいまでしっかり泡立てます。

ビスキュイを巻きます

21.新しくクッキングシートを用意して、その上に焼けたスポンジをかぶせて置き、紙をそっとはがします。

22.スポンジは縦に長く置きます、生クリームは手前の方はたっぷりと厚めに塗り、向こう側の巻き終わりの方は薄めにします。
(仕上げ用の生クリームを少し残しておきます)

パレットナイフで全体に押し広げます。

23.手前から5~6㎝くらいの所にカットしたいちごの中心部分を並べ、クッキングペーパーを「巻きす」の代わりにして手前から巻いていきます。

いちごの中心部分を並べて巻くことにより、金太郎飴のようにどこを切ってもいちごの断面が見えます。

24.手前の方からクッキングペーパーごとスポンジを持ち上げ、いちごに被せるようにローラーを転がすような感じでゆっくりと巻いていきます。

巻き終わりました。(自分で作りながら撮影しているため、巻き込む所の写真が撮れませんでした)

25.巻いたロールケーキは冷蔵庫で1時間位冷やすと形が安定します。
柔らかいのでバットなどに入れると形が崩れません。

仕上げ

26.残しておいた生クリームを絞り出し袋に入れます。
先ず、星形の口金をセットします、次にクリームが飛び出さないように袋の先をねじり、口金の中に押し込んでおきます。

27.計量カップなどに袋をセットして生クリームを入れます、

生クリームが入りました。

28.両端を切り落としてからお皿に乗せます。

29.生クリームをお好みの形にデコレーションします。

30.カットした先端のいちごを乗せたら完成です。

ミントの葉を乗せ、粉糖を掛けてみました。

他にもロールケーキのレシピを紹介しています。

ティータイム(紅茶はマリアージュフレール)

どこをカットしてもいちごが出てきます。

「マリアージュフレール」のダージリンプリンストン

紅茶は、フランスの紅茶専門店「マリアージュフレール」のダージリンプリンストンです。

水色は薄くダージリンの上品な香りと爽やかな渋味でストレートでとても美味しいです。
ファーストフラッシュがベースのようで、緑茶に似た感じもありますが花の香りも残り繊細なお味です。

黒い缶にゴールドのデザインがお洒落です。

茶葉は緑がかった春摘茶も混ざり高級感漂います。
ただ、この缶の蓋を開けるのが至難の業、つまみ部分が浅く手が滑ります。私はゴム手袋で開けてます。(笑)

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他にも抹茶のお菓子などをご紹介しています。

最後に

ビスキュロールケーキ、いかがでしょうか。
春らしくてとっても美味しいケーキです。
メレンゲをしっかり作れば失敗なしです、絞り出しも楽しいのでぜひお試しくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。

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