長年焼き続けているシェル型のマドレーヌです。
型にバターを塗ったりと手間が掛かりますが、焼き上がりが可愛らしくて大好きなお菓子です。
バターの種類で微妙にお味が変わります。無塩バターだと上品な風味に仕上がり、有塩バターでは甘みが引き立ち、はっきりとしたお味になります。
どちらもそれぞれ美味しく焼きあがりますので、ぜひお試し下さいね。
混ぜるだけの簡単レシピです、貝殻の形が可愛くて焼き上がりは胸がキュンとしますよ。簡単なので作ってみて下さいね。
材料紹介(シェル型14~15個)
- 卵 2個(なるべくLサイズ)
- 砂糖 100g
- バター 100g
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 2g(小さじ1/2)
- レモン汁 大さじ1
分量外でバターと強力粉を型に使います。バターはよつ葉乳業の発酵バターを使いました。
発酵バターは、普通のバターより風味や香りがしっかりしています。シンプルな焼き菓子ではコクが出てよりバターの風味を感じ味の違いが分かります。
マドレーヌの型は、2種類のシェル型を使いました。
長年愛用しているので型が少し剥げてます。
ダイソーのシェル型
ダイソーにマドレーヌのシェル型が売っていました。
ダイソーにはシリコン製のマドレーヌ型も売っています。
シリコンのマドレーヌ型は使った事がないので今度使ってみたいです。
型の準備
1.最初に型にバター(分量外)を塗り、その上から強力粉(分量外)を振りかけ、余分な粉を落としておきます。
型にバターの塊を指の腹で広げながら薄く塗ります。
溶かしバターを刷毛で塗る方法もありますが、私はこの塗り方が一番綺麗に焼き上がります。
貝の縁の周りまで塗り込みます、余ったバターで次の貝を塗ります。
2.バターを塗り終わったら型を冷蔵庫に入れ、塗ったバターを固めます。(数分で固まります)
3.冷蔵庫から出した型に強力粉(分量外)を茶こしで満遍なく振りかけます。
振りかける小麦粉は薄力粉ではなく強力粉が良いです。大き目なバットやボールの中でやると粉が散らかりません。
4.次に余分な粉をはたき落とします。この時、粉をしっかりと落とす事が綺麗に焼くポイントです。
5.粉が型に綺麗に付きました。これで型の準備完了です。
もう一つのシェル型(スリムタイプ)も同様にバターと強力粉を付けます。
バターとレモンの準備
6.バター(100g)は電子レンジで溶かしておきます。
溶けやすいようにカットして600wで40秒~50秒くらい、様子を見ながら溶かします。
バターの塊が少し残るくらいで良いです、ホイッパーで混ぜて完全に溶かします。
バターは加熱しすぎると沸騰して庫内に飛び散るので早めに取り出します。予め常温に戻しておくと溶けやすいです。
7.レモンを搾って種をこしておきます。(レモン汁大さじ1杯使用)
生地作り
8.ボールに卵(2個)を割入れてホイッパー良く混ぜます。(泡立てたりはしません)
9.次に砂糖(100g)を加えて良く混ぜます。(グラニュー糖を使いました)
砂糖が混ざりました。
10.次に薄力粉(100g)とベーキングパウダー(2g)を一緒に振るって入れます。
良く混ぜます。
11.粉類が混ざりました、生地はトロトロの状態です。
12.次に濾したレモン汁(大さじ1)を加えて混ぜます。
13.次に溶かしバターを加えて良く混ぜます。
14.生地の完成です。
型入れ
15.レードルやお玉で生地を型に入れます。
型の8分目~9分目くらいまで入れます。
こちらのシェル型も入りました。
紙のマドレーヌ型を使ったレシピも紹介しています。
焼成(160℃で20分~25分)
16.160℃に予熱をしたオーブンで20分~25分くらいで焼き上げます。
オーブンにより火力が違うので温度や時間は調整します。
こんがりと焼けました。少し冷めてから型から外します。
焼きたては生地が型に張り付いています、少し冷めると生地が縮んで型から外しやすくなります。
17.タルトへらなどで、マドレーヌと型のすき間に軽く刺し込み浮かして外します。
インスタで型から外すところを動画でアップしてしています。こちらからタップしてご覧いただけます。
18.ケーキクーラーに取り出して、冷めたら完成です。
他にも型を使った焼き菓子を紹介しています。
盛り付け・ティータイム
焼き立ては周りがサクサクです、翌日はしっとりとしてバターの風味が増します。
どちらも、それぞれ美味しく頂けます。
イチジクのワイン煮も添えました。
卵を泡立てないので、きめ細かくしっとりと焼けてます。
紅茶はフランスの老舗マリアージュフレールの一番人気「マルコポーロ」を淹れました。
フレーバーティーなので渋みは無くバニラの甘い香りや花の香りで飲みやすいです、流石フランスの人気紅茶、優雅なお味です。
ティーセットはロイヤルアルバートの「ムーンライトローズ」です。
ブルーに描かれた薔薇が大人の雰囲気を醸し出します。
ハンドルが狭く作られているので指で摘まむように持ち上げます、その持ち方が気に入り、大分昔に揃えたセットです。
最後に
フランス発祥のシェル型マドレーヌいかがでしょうか、綺麗に焼けると感動します。
マドレーヌの由来は諸説あるようですが、マドレーヌと言う女性がホタテの貝殻を使って焼いた事からその名が付いたそうです。
永遠の焼き菓子「マドレーヌ」ぜひ貝殻の形に焼いてみて下さいね。
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