毎年12月の冬至にはかぼちゃのいとこ煮を作ります。
小豆とかぼちゃが意外によく合いほっこりとした美味しさです。
小豆のたんぱく質を始め、かぼちゃのビタミンAやCも豊富で栄養価の高い一品です。
簡単なのでお試しくださいね。
かぼちゃは「木の葉切り」と言う飾り切りをしましたが普通にカットしたままでもOKです。画像を交えて順番に作っていきますので最後までご覧下さいね。
材料紹介(5~6人分)
かぼちゃ半分(1/2個)の分量で紹介していますので、かぼちゃ1/4で作る時は材料を全て半分の量にします。又、かぼちゃの大きさにもよりますのでお好みで調整して下さいね。
- かぼちゃ 大1/2個
- 砂糖 大さじ2
- しょうゆ 大さじ3
- みりん 大さじ2
小豆煮
- 小豆 100g
- 砂糖 60g
- 塩 少々
手順の流れ
最初に小豆を煮ます、煮ている間にかぼちゃの準備をします。
別のお鍋でかぼちゃを煮て、柔らかくなってきたら小豆を加えて煮上げます。
※前もって小豆を煮ておくとスムーズに作れます。
小豆を煮ます
1.小豆(100g)を洗ってざるにあげ、たっぷりの水を入れた鍋で強火にかけます。
沸騰したら一度ざるに上げ灰汁を切ります。
2.洗ったらざるにあげます。
3.たっぷりの水で沸騰するまで強火で煮ます。
4.沸騰したら、一旦ざるにあげ、灰汁をきります。
5.再びたっぷりの水で強火にかけます。
沸騰したら弱めの中火で柔らかくなるまで煮ていきます。
6.蓋をしてコトコトと小豆が柔らかくなるまで煮ます。途中お湯が減ったら水を足して常に小豆が湯にかぶっている状態で煮ます。(30分~40分くらい)
途中、灰汁が出てきたらすくって取り除きます。
7.小豆が柔らかくなったら砂糖(60g)を加えて煮詰めます。
小豆の皮が破れ柔らかくなりました、指でつぶすと簡単につぶれます。
8.砂糖(60g)を入れます。
中火で煮詰め、煮汁が少なくなってきたら塩一つまみ加えて出来上がりです。
小豆は煮詰めすぎないでとろとろした状態でストップします。
かぼちゃの準備
9.小豆を煮ている間にかぼちゃの準備をします。
皮をよく洗い、スプーンで種を取ります。
10.半分にカットしたかぼちゃを縦半分に切り、それを横半分に切り、更に3等分くらいにカットします。
11.かぼちゃの角を面取りし、葉っぱの形にします。
12.葉っぱの中央に切り込みを入れ、少し離してやや斜めに包丁を入れ皮を削り取るように切り込みます。
かぼちゃを手に持ちながら作業しますので、くれぐれも手を切らないようにご注意ください。
次に葉の中央の筋の部分を削り取ります。
13.次に葉の横の筋を同じように2度包丁を入れ削り取ります。
画像をアップにすると酷い出来ですが、この後煮るのであまり気にしません。😂
14.あまり綺麗にはできませんが葉っぱの出来上がりです。
煮つけ
15.かぼちゃがひたひたにかぶるくらいに水を入れ、強火にかけます。
16.砂糖(大さじ2)、しょう油(大さじ3)、みりん(大さじ2)を加え蓋をして、沸騰したら弱めの中火で煮含めます。
蓋をして弱めの中火で煮ます。
17.かぼちゃに竹串が通るようになったら弱火にして小豆を加え、少し煮込んだら出来上がりです。
18.煮ておいた小豆をかぼちゃの上にそっと乗せます。
お鍋を少し揺らして、小豆をかぼちゃの中へ混ぜます。
かぼちゃが既に柔らかいので、かき混ぜたりせずに優しく混ぜるようにします。
19.弱火で少し煮含めたら出来上がりです。(5~6分くらい)
他にも粒あんを使った和菓子などを紹介しています。
盛り付け
大皿にかぼちゃを盛り付け、後から小豆と煮汁を添えました。
小皿に取り分けていただきます。
ゆず湯
冬至の日はお風呂に柚子や庭のローズマリーを浮かべて香りを楽しみます。
柚子は横半分に切り、水切ネットに入れます。ローズマリーは束ねてそのまま浮かべます。
今年は入浴剤「霧島温泉の濁り湯」も入れて温まりました。ぽかぽかです~(笑)
柚子を使ったお料理なども紹介しています。
最後に
かぼちゃのいとこ煮、甘めのほっこり系のお味です。
飾り切りは手間がかかりますが、年に一度なので毎年頑張って作っています。
普通に切っただけでもお味に変わりはありませんので、ぜひお試しくださいね。
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