炊飯器で栗おこわを作りました。
ホクホクな栗とモチモチおこわ、炊飯器でも手軽に秋の味覚が楽しめます。
栗の皮むきを頑張れば秋を感じる美味しいおこわが作れます、生栗の出回る季節にぜひお試し下さい。
炊飯器で作る簡単レシピです、栗の季節にぜひ作ってみて下さいね。目次から見たいページにジャンプする事もできます。
材料紹介(3~4人分)
- もち米 3合
- 生栗 500~700g(から付き)
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 昆布 5㎝(無くても良いです)
- ごま塩 少々
もち米3合とは、普段お米を計る180ml容量のカップ3杯分です。2合でも同じ要領で作れます、その際は調味料を少し減らします。又、冷凍むき栗で代用することもできます。
もち米について
普段食べているお米は「うるち米」で半透明ですが、「もち米」は白く不透明です。
お店で見比べると一目瞭然、違いがはっきりと分かります。
見た目以上に違いがあるのは粘りです、もち米を蒸してつくとお餅になります。
お値段は普通のお米より少しお高め、1㎏入りで700円前後で売られています。
栗の準備
皮の剥きやすい大粒の栗を使いました。
中には虫食いで使えない栗も混ざっていたので多めに用意しました。
1.栗をざっと洗います。(500g~700g)
2.鍋にお湯を沸かし沸騰したら、火を止めて洗った栗を熱湯の中へ入れ、蓋をして20分程置いて皮を柔らかくします。
3.お湯から2~3個ずつ取り出し鬼皮を剥きます。
栗の底(ざらざらした部分)に包丁を入れ、剥がすように鬼皮を剥きます。
栗の皮はとても硬いので集中して作業します。くれぐれも手を切らないようにご注意下さい。
鬼皮が剥けたら水にさらし、渋皮もむきます。
水に浸けると渋皮もむきやすくなります。
4.皮が剥けました、このまま水に浸けてアクを抜きます。
その間にもち米の準備をします。
もち米の準備
5.もち米を3合計ります。
山盛りにもち米をすくい、菜箸ですり切り、正確に計ります。
6.手で優しく混ぜながらお水を替えて3回ほど洗います。
ごしごしと研いだりはしません、軽く洗い流す感じです。
7.洗ったお米に、酒大さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1を入れ、最後に「おこわ」の3合のラインの下に合わせて水を足します。
「おこわ」の「3」の線より、やや下辺りに水を合わせます。
8.昆布を乗せて、このまま1時間ほど置きます。
昆布は洗わずにそのまま使います、洗ってしまうと昆布のうまみ成分のグルタミン酸を落としてしまいます。
炊飯します
9.栗の水を切ってもち米の上に置き、炊飯ボタンを押して炊けるのを待ちます。
10.炊けました、栗はほっくりと黄色になりました。
11.昆布を取り、栗をつぶさないように全体を混ぜて出来上がりです。
蒸し器で作る本格的な栗入りお赤飯やぼた餅などもご紹介しています。
盛り付け
焼き物の器に盛り付けて、ごま塩をパラパラと掛けました。
もち米はもっちりと炊け、栗はほくほくです、お箸が止まりません。
他にもご飯に合うお料理などをご紹介しています。
最後に
炊飯器で作る栗おこわ、いかがでしょうか。
もっちり美味しく炊けます、水の量をやや控えめにした方が蒸し器に近い状態で作れるかと思います。
栗が手に入らない時や、皮をむくのが大変な時は、冷凍のむき栗も売っていますので同様にお作り頂けます。
おこわは冷めても美味しいので、お弁当に入れたりおにぎりにしても良いですよ、ぜひお試し下さいね。
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