お正月のおせち料理に欠かせない黒豆をふっくら艶々に煮るレシピです。
冷蔵庫で保存も効くので、私は毎年暮れに沢山煮てお正月過ぎまで食べてます。
また、黒豆入りのケーキになどにも利用できます。
煮る時間は掛かりますが、手順はとても簡単で失敗知らずです。
画像を交えて作って行きますので最後までご覧くださいね。
材料説明
- 黒豆 300g
- 砂糖 250g
- 醤油 50ml(カップ1/4)
- 塩 5g(小さじ1)
- 重曹 2.5g(小さじ1/2)
- 水 2ℓ
- 鉄玉子 1個
鉄玉子について
南部鉄で作られた卵の形をした鉄の塊です。黒豆をより黒く煮るために使います、同時に鉄分補給にもなりますので女性には嬉しい鉄玉子です。
下準備
1.黒豆(300g)を洗っておきます。
※写真は2倍の材料(600g)で作っています。
2.大きい鍋に水2ℓを入れ、強火にかけます。
沸騰したら火を止め、調味料を全て入れ(砂糖250g、醤油50ml、塩5g、重曹2.5g)、溶かしてから黒豆を入れます。
次に鉄玉子を入れます。
全ての材料が入りました。
蓋をして5時間以上置きます。
私は夜ここまで準備して一晩置きます。5時間以上たっぷり浸しておきます。
灰汁(あく)取り
3.5時間以上たったら強火にかけます。
沸騰するとブクブクと白い泡が出てきますので、お玉で丁寧にすくって捨てます。
白い泡は灰汁(あく)なのですくって捨てます。
4.泡をほぼ取り除いたら、1/2カップのさし水(100ml)をします。
※これをもう1セット繰り返します。(合計2セット行います)
1回目 強火→灰汁取り→さし水
2回目 強火→灰汁取り→さし水
次の写真が灰汁取りが完了した状態です。
煮込み
灰汁取りが終わったら、蓋をして弱火でコトコト煮ていきます。
2時間~3時間かけて煮ます。
※分量や火加減により時間は異なります。
6.煮汁に豆がかぶるか、ひたひたになったくらいの所で火を止めます。
7.蓋をしてこのまま一晩置いたら完成です。
8.タッパーなどに入れ冷蔵庫で保管します。
鉄玉子も一緒に入れておきます。日を追うごとに黒さが増し艶が出てきます。
数日経つと、煮えたてよりも黒々としてきます。(多分鉄が流出しているのだと思います)
お正月の箸休めにさっぱりとした柚子大根や牛乳寒天など紹介してます。
盛り付け、アレンジ
艶々に煮えました、ふっくら柔らかいです。
お正月なので松葉に刺してみました。
アレンジで黒豆と卵白で作る抹茶のケーキを作りました。
黒豆入り抹茶のケーキも紹介してます。
最後に
いかがでしょうか、黒豆を煮るのは難しいと思ってる方が多いかと思います。
時間は掛かりますが、手順はいたって簡単です。
ふっくら、艶々な黒豆に仕上がりますので是非お試し下さい。
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