おせち料理の黒豆と冷凍庫の卵白を使い、抹茶のケーキを焼きました。
バター不使用、メレンゲで作る抹茶風味の軽いスポンジケーキです。
仕上げに生クリームを緩めに泡立て、スポンジの上からトロリと掛けます。
黒豆が良いアクセントとなり、色合いからも和風なスイーツとなりました。
黒豆や卵白が残っていたら是非お試し下さい。
もちろん、黒豆無しでも作れますし、ぬれ甘納豆などでも代用できます。
画像を交えて作って行きますので最後までご覧くださいね。
材料説明
スポンジ
- 卵白 4個分(冷凍保存を使用)
- 砂糖 50g
- 薄力粉 50g
- 黒豆 100g
- 牛乳 大さじ2
- 抹茶大さじ1+砂糖小さじ1+お湯大さじ2(※合わせて溶いておく)
仕上げ用
- 生クリーム 100ml
- 砂糖 20g
- リキュール 小さじ1/2
- 抹茶 少々
- ブルーベリーやミント 少々
ふっくらツヤツヤ黒豆の煮方もご紹介しています。
準備(型、抹茶、黒豆)
1.パウンド型に紙を敷きます。
型の底の部分を紙に写し、折り曲げて端に切り込みを入れます。
2.型にセットします。
この時、型の内側にバターを塗っておくと焼けたスポンジを紙から剥がしやすくなります。
3.抹茶を(大さじ1)砂糖(小さじ1)と混ぜ、お湯(大さじ2)で溶いておきます。
今回は伊藤園の抹茶パウダー3本を使いました、大さじ1杯くらいの量です。
抹茶は水に溶けにくいです。抹茶だけお湯で溶かすより砂糖を混ぜたほうが溶けやすくなります。
4.黒豆(100g)はキッチンペーパーなどで煮汁を切っておきます。
ぬれ甘納豆などでも代用できます。
メレンゲ作り
5.解凍しておいた卵白(4個分)をハンドミキサーで泡立てていきます。
卵白はボールに油分や水滴があると泡立ちが悪くなりますので、乾燥した綺麗なボールを使います。
6.ふんわりと泡立ってきたら、砂糖(50g)を2回に分けて加え、その都度よ~く泡立てます。
だいぶ泡立ってきました。
7.卵白をすくった時に角がピンと立ち、しっかりとホイッパーに付いているようならメレンゲの完成です。
粉類の混ぜ合わせ
8.メレンゲにお湯で溶いた抹茶を混ぜます。
濃茶のような深緑がみるみる綺麗な黄緑色に変化していきます。
9.抹茶が混ざったら、薄力粉(50g)を振るいながら入れ、混ぜ合わせます。
ゴムベラで下からすくっては切るように混ぜていきます。
10.粉が混ざったら室温にしておいた牛乳(大さじ2)を加え混ぜます。
牛乳が混ざると色が少し薄くなります。
11.牛乳が混ざったら、分量の半分の黒豆を生地に混ぜ、残りの半分は後で生地に乗せます。
黒豆がざっと混ざれば生地の完成です。
型に入れ焼成(160℃で25~30分)
12.生地を型に流し、残りの黒豆を上に乗せます。
ゴムベラで軽く平らに整えます。
黒豆を上にそっと乗せます。
13.160℃に予熱しておいたオーブンで25分~30分位焼きます。
14.竹串をさしてベタベタした生地が付いて来なければ焼けています。
15.型から出し、紙をはがして固く絞った濡れ布巾を掛けて冷まします。
仕上げ
16.生クリームを泡立てます。
ボールに生クリーム(100ml)、砂糖(20g)、お好みのリキュール(小さじ1/2)を入れ、氷水にボールを当てながら泡立てます。
生クリームは、氷水にボールを当てながら泡立てると早く泡立ちます。
気温の高い夏場は分離しやすいのでしっかり冷やしながら泡立てます。
生クリームをすくって軽く角が立つ程度でOKです。(少し緩めに泡立てます)
17.ケーキを3~4cmにカットしてからお皿に盛り付けます。
18.ケーキの上に泡立てた生クリームをトロリと掛け、ブルーベリーとミントを乗せます。
茶こしで抹茶を振り掛けたら完成です。
(ブルーベリーの代わりに黒豆を乗せても良いかと思います)
予めカットをしてから盛り付けてあるので取り分けが楽です。
メレンゲで作るスポンジはバターなどの脂肪分が一切入らず、ふんわりと軽い感じですので、生クリームとの相性も抜群です。
以前作ったケーキ
次の写真は、昨年作ったものでインスタに投稿した時の写真です。
この時は黒豆を一度に生地に混ぜて焼き、仕上げは粉糖のみ掛けました。
他にも卵白で作るお菓子をご紹介していますので、良ければ見て下さいね。
最後に
メレンゲで作るスポンジはとても軽いです、抹茶と栗豆の相性も良く和風なスイーツになりました。
黒豆の替わりに、ぬれ甘納豆などでも美味しく作れます。
お好きなようにアレンジして作ってみてくださいね。
卵白消費のお菓子としてレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか・・・
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