今が旬のいちじくを丸ごとロールケーキにしました。
完熟したフルーテイないちじくとフワフワなスポンジがお口の中でとろける美味しさです。
旬のいちじくはとっても柔らかく、ロールケーキにして食べると最高に美味しいです。
また、お味も上品でお客様にお出しすると喜ばれること間違いないです。
画像を交えて順番に作って行きますので、是非、最後まで読んでくださいね。
材料説明
使用する材料については、
・スポンジ生地
・具材
・クリーム
・仕上げ用
の4つの項目に分けて紹介します。
スポンジ生地(約30㎝四方の天板使用)
- 卵 3個
- 砂糖 60g
- 薄力粉 50g
- バター 20g
- 牛乳 大さじ1
具材
- いちじく 1パック(こぶりなもの)
クリームシャンティ
- 生クリーム 1パック(200ml)
- 砂糖 大さじ3
- ラム酒 小さじ1
仕上げ用
- 粉糖 少々
天板の準備
約30㎝四方の天板にクッキングペーパーを敷きます。
天板に合わせて四角く折り、四隅に切り込みを入れて角を折り敷き詰めます。
クッキングペーパーが無い時は、コピー用紙などを重ねても代用可能です。
スポンジ生地の泡立て
1.大き目のボールに卵(3個)を割り入れます。
2.ハンドミキサーで卵を軽く混ぜ合わせたら、砂糖(60g)を加えざっと混ぜます。
3.混ぜた卵を湯せんします。
ボールより一回り大きめのボール又はフライパンや鍋に湯を張りボールの底を湯に付けながらハンドミキサーで泡立てていきます。
卵の泡立て方には、別立てと共立ての二通りのやり方があります。今回は全卵を泡立てる共立てです、比較的失敗が少ないです。
4.卵液からどんどん大きな泡が出できます。
だいぶフワっとしてきたら湯せんからボールを外します。※指を卵液に入れてみて温かいと感じたらOKです。
5.湯せんからボールを外したら、ここから本格的に泡立てていきます。
みるみる色が薄くなり黄色からクリーム色に変わっていきます。
だいぶ生地が盛り上がってきました。
6.元の約3倍くらいまで膨らみます。
ハンドミキサーを止めて生地をすくってみます。
生地がたらたら流れ落ちずにホイッパーの中に少しの間こもっているようでしたら泡立て終了です。
粉を混ぜる
7.振るっておいた薄力粉(50g)を3回くらいに分けてゴムベラや木べらで混ぜていきます。
一度に入れるより少しずつ分けて入れたほうが混ざりやすくなります。ボールの底から生地をすくうような感じで混ぜていきます。
泡を消さないように優しく素早く混ぜます。
8.粉が綺麗に混ざったら、予め溶かしておいたバター(20g)と牛乳(大さじ1)を加えて全体に混ぜます。
溶かしバターは電子レンジ600wで30秒位です。牛乳とバターを一緒に混ぜてレンジにかけます。
9.溶かしバターが混ざりました。(バターの投入写真は取り忘れました。)
生地の焼成
10.オーブンを180℃に予熱します。
天板に生地を流し込み、スケッパーで平らに広げていきます。
スケッパーで平らにしている所です。
11.180℃のオーブンで10分~15分焼きます。
オーブン専用の天板の上に30㎝四方の天板を重ねて焼きます。
オーブンで焼いている所ですが、写真が上手く取れずに良く見えませんね。
生地を冷ます
12.こんがりと綺麗に焼けました。
13.ケーキクーラーや網の上に取り出し、固く絞った濡れ布巾を掛けて冷まします。
クリーム作り
14.生地を冷ましてる間に生クリームを泡立てます。
生クリーム(200ml)に砂糖(大さじ3)、ラム酒(小さじ1)を入れてからハンドミキサーで泡立てていきます。
生クリームの泡立ては氷水にボールを当てながら泡立てると早く泡立ちます。特に夏場は気温が高く生クリームが分離しやすいのでしっかり冷やしながら泡立てます。
生クリームを生地に塗る
15.生地が冷めたら、クッキングペーパーを焼いた生地より大きめにカットします。
クッキングペーパーの上に焼けた生地の表面を下に向けてひっくり返すように乗せ、生地についているペーパーをそっとはがします。
16.泡立てた生クリームを生地全体に塗ります。
巻始めの手前と巻終わりの向こう端は、生クリームを付けないよにします。
端の方まで塗るとクリームが飛び出してしまいますのでご注意ください。
生地を巻く
17.綺麗に洗ったいちじくを横に並べます、いちじくの皮は食べれますので洗ったあとキッチンペーパーなどで水分を良くふき取ります。
今回のいちじくは完熟で少し皮の傷んだところがあり削りました。
いちじくの皮は食物繊維が豊富で整腸作用が高く、赤紫の皮の色は目に良いアントシアニンが多く含まれています。
18.手前のスポンジを下からつまみ、いちじくに被せるように巻いていきます。
(写真が無いため分かりにくくてすみません)
いちじくが大きいので巻くというより合わせる感じですね。
仕上げ
19.かなり太っちょのロールケーキです。
粉糖をパラパラ掛けると見栄えが良くなります。
お皿に盛り付け食べる分をカットします。
美味しそうに出来上がりました。
ティータイム
丁寧に紅茶を入れてロールケーキと頂きます。
日東紅茶の「香りの高い紅茶」ダージリンブレンドです。(ダージリンとアッサムのブレンド)
爽快な香りと渋みがロールケーキと良く合います。
ポットを使って沸かしたての熱湯を入れると、しっかり茶葉が開きます。
茶葉が大き目で水色もきれいに出ます。
食器の紹介
食器はウエッジウッドの「オズボーン」です。
ヴィクトリア女王の愛したワイト島にある離宮「オズボーンハウス」にちなんで名前が付けられたそうです。
縁取りに描かれた小花がとても清楚で上品なデザインです。
バックスタンプは黒壺です、残念ながら廃盤になってます。
最後に
いちじくのロールケーキ、いかがでしょうか。
生地を焼いて生クリームを作ってしまえば、いちじくを入れて巻くだけで完成します。
この時期完熟イチジクは柔らかくて、ロールケーキとすごく相性が良いです。
スーパーなどでいちじくを見かけたら、是非一度作ってみてください。
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