りんごの美味しい季節です、紅玉を使ってアップルパイを焼きました。
秋に作りたい焼き菓子NO.1です。
こちらのレシピは、パイ生地から作る本格的なアップルパイです。
甘酸っぱいりんごとサクサクなパイが深まりゆく秋のティータイムにピッタリです。
ご紹介するレシピは、
- パイ生地作り
- りんごの甘煮
- パイ作り(焼成)
の3工程となります。
手作りのアップルパイは格別に美味しいです。画像を交えて順に作っていきますので最後までご覧くださいね。
材料説明(パイ皿21㎝大)
3つの工程ごとに材料を紹介します。
パイ生地
- 薄力粉 200g
- バター 140g
- 水 100ml (1/2カップ)
りんごの甘煮(フィリング)
- 紅玉りんご 4個
- 砂糖 160g(りんご1個に30~40g)
- バター 10g
パイ作り
- 強力粉 少々(打ち粉用)
- 卵黄1個+水大さじ1(艶出し用)
パイ生地作り(織り込みパイ)
1.薄力粉(200g)をボールに振るい入れ、その中へ角切りにしたバター(140g)を入れてスケッパーでトントン切るように混ぜていきます。
バターの塊が残る位でOKです。
2.水(冷水が良いです)1/2カップを入れ、ざっと混ぜ合わせます。
3.生地をまな板や台の上に乗せ、めん棒で軽く押しながら平らにします。
4.スケッパーを使い生地を三つ折りにします。
5.生地をめん棒で伸ばして三つ折りにする作業を3回くらい繰り返したら、生地をポリ袋に入れ冷蔵庫でしっかり1時間休ませます。
バターや粉はまだ完全に混ざってない状態ですが、これでOKです。
生地をポリ袋に入れます。
6.生地を1時間ほど冷蔵庫で寝かせたら、更に、生地をめん棒で伸ばして三つ折りにする作業を3回繰り返します。
冷蔵庫で生地を寝かせると、バターが固まるため作業しやすくなります。
ポリ袋を切って開き、2枚のポリ袋で生地を挟みながら伸ばしていきます。
ポリ袋2枚で生地を挟み、めん棒で伸ばしていきます。
ビニールと生地が張り付くので、時々ビニールをはがし空気を入れながら伸ばします。
三つ折りにした生地は、90度回転させて伸ばしていきます。
生地がなめらかになりました、パイ生地の完成です。
三つ折りにして冷蔵庫で休ませておきます。
生地作りは合計で、三つ折り3回を2セットですが、生地の様子を見て増やしたりします。
りんごの甘煮(フィリング)
7.次にりんごの甘煮を作ります。
りんごは皮をむき8等分にします。
8.フライパンにバター(10g)を溶かし、りんご(4個分)と砂糖(160g)を入れ煮ていきます。
強火で混ぜながら煮ます、砂糖が溶けてきたら中火にし蓋をして煮含めます。
煮汁がとろりと煮詰まったらフィリングの完成です。
パイ作り
9.まな板や台に打ち粉(強力粉)をし、めん棒で生地を伸ばしていきます。
10.パイ皿よりたっぷりと大きく生地を伸ばし、パイ皿にかぶせます。
パイ皿からはみ出た余分な生地は包丁で切り落とします。
11.切り落とした生地は綺麗に重ね打ち粉をして伸ばします。
12.パイ皿と同じくらいに伸ばしたら包丁で1~1.5㎝幅にカットします。
13.パイ皿の生地にフォークでピケします。
フォークで穴を開けることにより火の通りを良くし、生地の膨らみを抑えます。
14.りんごの甘煮を入れ、卵黄(1個)に水(大さじ1)を加えた卵液を生地の淵に塗ります。
15.カットした生地をりんごの上に乗せ交差させます。
互い違いの編み編みにする場合は、こちらの画像のようになります。
りんごの皮にはペクチンが含まれていますので、一緒に煮るとフィリングがトロッと仕上がり、りんごに色が付いて綺麗に仕上がります。
交差してパイ生地を乗せると、焼いた後の仕上がりが綺麗になります。
※味や食感に差はありませんので、どちらでも大丈夫です。
はみ出た生地は切り落とし、残った生地を淵に沿って一周乗せます。
オーブンで焼成(190℃で約50分)
16.卵液を塗り、190℃に予熱しておいたオーブンで50分焼きます。
周りの生地は、つぎはぎ状になりましたが、焼けると層になるので問題ありません。😅
※オーブンにより焼き具合が違いますので時間や温度は多少調整して下さい。
17.こんがり美味しそうに焼き上がりました。
盛り付け
18.盛り付けて完成です。
サクサクのパイと甘酸っぱいりんごがとても良く合います。
紅茶がより一層美味しく感じます。
最後に
アップルパイ、いかがでしょうか。
手間は掛かりますが自家製は焼きたてを食べれますので、サクサク感は売っているものと比べ物になりません、一口食べた瞬間感動します。
紅玉りんごがお勧めですが、手に入らない場合はりんごを煮る際にレモン汁を加えると酸味が付き美味しく作れます。
またパイ生地が面倒でしたら市販の冷凍パイシートを使っても美味しく作れますので、りんごの季節にぜひお試し下さい。
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