秋は、さつま芋の美味しい季節です。
蒸かして食べても美味しいですが、ちょっとアレンジして素敵なスイーツに変身させました。
さつま芋のペーストを作り、カップケーキにくるくると絞り出します。
上に栗をトッピングすればモンブランの出来上がり、名付けて「おいモンブラン」です。
ご紹介するレシピは、
- カップケーキ作り
- さつま芋のペースト
- モンブランの仕上げ
の3工程となります。
画像を交えて作ってみましたので最後までご覧くださいね。
材料説明
カップケーキ(10個分)
- 卵 2個
- 砂糖 60g
- 薄力粉 60g
- バター 20g
マロンペースト
- さつま芋 中2本(裏ごしして300g)
- クチナシの実 1個(無くても良い)
- 砂糖 50g
- バター 20g
- 牛乳 50ml(1/4カップ)
- はちみつ 大さじ1
- ラム酒 小さじ1
仕上げ
- あんずジャム 適量
- 生クリーム 100ml + 砂糖 20g
- 栗の渋皮煮 5個(栗の甘露煮でOK)
- 粉糖 少々
栗の渋皮煮のレシピもありますので、良かったらご覧ください。
カップケーキの生地作り
1.ボールに卵(2個)を割り入れ、ハンドミキサーで軽く混ぜ合わせます。
2.砂糖(60g)を加え混ぜ合わせます。
3.次に、大きめのボールなどを使用して生地を湯せんして泡立てていきます。
生地が少し温まったら湯せんから外し、さらに泡立てていきます。
湯煎とは、食材を温めたお湯の中で間接的に加熱することを言います。一回り大きなボールやフライパンにお湯を張り、生地を温めていきます。固まったはちみつなども湯煎することで溶かしたりできます。
生地がふんわり白っぽくなり、すくった時にハンドミキサーの中に暫く溜まっているようになれば泡立て完了です。
4.振るっておいた薄力粉(60g)をさっくり混ぜます。
ゴムベラでボールの底からすくい上げるように混ぜていきます。
(混ぜ過ぎないようにします)
5.溶かしバター(20g)を加え混ぜ合わせます。
バターは電子レンジ600wで30~40秒で溶けます。飛び散る可能性がありますのでラップを掛けると安心です。
バターが混ざったら生地の完成です。
焼成(160℃で10~15分)
6.マフィン型にカップケーキの紙を敷き、お玉やレードルで8分目まで生地を入れていきます。
7.160℃に予熱しておいたオーブンで10~15分位焼きます。
8.焼けました、ケーキクーラーの上で冷まします。
カップケーキは少ししぼみますが、上にクリームやモンブランを絞って乗せるので問題ありません。
さつま芋のペースト作り
9.さつま芋の皮をむき輪切りにし、蒸し器で沸騰後20分位蒸します。
10.熱いうちに木べらを使い裏ごします。
両手で木べら手目から向こうにを押すような感じで濾します。
濾し網の内側にも沢山お芋が付いてます。
11.クチナシの実を半分に割り、カップ2杯くらいのお水で黄色く煮出します。
12.黄色く煮だした液を濾して、裏ごししたさつま芋(中2本)、砂糖(50g)、バター(20g)、牛乳(50ml)、はちみつ(大さじ1)、ラム酒(小さじ1)を入れ、火にかけ練り上げます。
仕上げ
13.カップケーキの中心をぺティナイフでくり抜きます。
14.あんずジャム、泡立てた生クリーム適量をカップケーキに詰めていきます。
あんずジャムを中心のくぼみに乗せます。
生クリーム適量を中央に乗せていきます。
15.最後に、さつま芋のペーストを周りから中心に向かってくるくると絞り出します。
次の写真は、左がモンブランの口金で右は生クリーム用です。
モンブランを絞り出すのが結構難しいです。生クリームと違い、力を入れないとペーストが出てきません。
かなり下手ですが上に栗を乗せるので何とかさまになります。
16.栗を半分に切り上に乗せ、粉糖を周りにパラパラかけて完成です。
盛り付け
ヘレンドのお皿に盛り付けてみました。
ちょっと美味しそうに見えますね~(笑)
半分にカットすると断面はこんな感じです。
ふわふわで美味しそうです。
ティータイム
紅茶はトワイニングの「プリンスオブウェールズ」です。
ちょっぴりスモーキーで高貴な味わいです。
最後に
いかがでしょうか。
カップケーキを焼き、さつま芋のペーストを作り仕上げますので少し手間は掛かりますが、身近な食材で美味しいモンブランができます。
お芋で作るモンブランなので「おいモンブラン」ですね~(笑)
さつま芋の美味しい季節にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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