洋梨をコンポートにしてアーモンドクリームと一緒に焼き込みました。
18㎝のタルト型で作りやすい分量です、コンポートは前日に作っておくとスムーズに作れます。
ケーキ屋さんにも負けない美味しいタルトです。お店で洋梨を見かけたら作ってみませんか、意外に簡単です。
ぜひ洋梨のタルトをお試し下さいね。

最後にティータイムやイギリスのハドンホールの様子も載せてますので良かったらご覧下さいね。目次から見たいページにジャンプすることもできます。
材料紹介(18㎝タルト型)
タルト作りは材料が少し多くなるため
- 洋梨のコンポート
- タルト生地
- アーモンドクリーム
- 仕上げ
の4項目に分けて材料をご紹介します。
洋梨のコンポート
- 洋梨 2個(硬めのもの)
- 水 500ml
- 白ワイン 50ml
- 砂糖 100g
- レモン汁 1/2個分(無くても良い)
タルト生地(パート・シュクレ)
- バター 80g
- 砂糖 60g
- 卵黄 1個
- 薄力粉 150g
アーモンドクリーム(クレームダマンド)
- バター 50g
- 砂糖 50g
- アーモンドプードル 50g
- 卵 1個
- アーモンドエッセンス 少々
仕上げ
- アプリコットジャム(あんず) 適量
- 熱湯 少々
コンポート作り
コンポートの材料を写してみました。
食べごろの洋梨だと柔らかくて煮崩れしますので、硬めのものが良いです。

1.洗った洋梨(2個)を四つ割りにして芯を取り皮を剥きます。

洋梨は柔らかくてぬるぬるするので少し剥きづらいです、手を切らないように気を付けます。

2.鍋にコンポートの材料を入れて火に掛けます。
(水500ml、白ワイン50ml、砂糖100g、レモン汁1/2個)

3.砂糖が煮溶けたら洋梨をそっと入れます。

4.クッキングペーパーを鍋の大きさに切り、真ん中に丸く穴を開け落し蓋にします。
沸騰したら弱めの中火でコトコトと煮ます。(20分~30分くらい)


落し蓋をする事により梨にまんべんなく味が浸み込みます。中央部に穴を開けることにより持ち上がりを防ぎます。
だいぶ煮詰まってきました。
煮汁が最初の半分程度になったら火を止めます。

煮えました。

5.コンポートの完成です。
一晩置くと味がより浸み込みます、このままでも十分美味しいデザートになります。


コンポートは前日に作ってタッパーに移し冷蔵庫に入れておくと良いです。 ただしつまみ食いはダメですよ。

タルト生地(パート・シュクレ)
6.バター(80g)を電子レンジ解凍機能で柔らかくしてからボールに入れ、クリーム状にします。
※もちろん室温で柔らかくしてもOKです。


夏は室温で直ぐに柔らかくなりますが、今回はレンジで柔らかくしました。バターが少し溶け始めて、指で押すと跡が残る位柔らかくなったらOKです。バターが完全に溶けてしまうと生地が締まって硬くなりますので注意します。
7.ボールに移し良く混ぜてクリーム状にします。

クリーム状になりました。

8.次に砂糖(60g)を振るい入れ良く混ぜます。
今回は粉糖を使いました。


粉糖を使いましたが白砂糖でもOKです。粉糖だとバターに混ざりやすく、きめ細かくさくさくなタルト生地が焼けます。
良く混ぜます。

砂糖が混ざりました、白っぽくふわっとなります。

9.次に卵(1個)を卵白と卵黄に分けて卵黄を使います。

卵白は器ごと冷凍します、卵白が固まったらジップロックやタッパーに入れ冷凍保存します。


小鉢にラップを敷き卵白を分け、残った卵白はラップに包んで冷凍しておきます。卵白で作るパブロヴァやフィナンシェなどに使用します。
10.卵黄を入れて良く混ぜます。

卵黄が混ざりました。

11.薄力粉(150g)を振るい入れてゴムベラでまぜていきます。

最初は混ざりづらいですが、徐々に混ざりしっとりとしてきます。

12.粉っぽさが無くなり、しっとりとしたら手でまとめます。生地を集めてボールに押し当てるようにまとめていきます。

生地がまとまりました。

13.大き目に切ったラップの上に乗せ、手で丸く押し広げてからラップで包み冷蔵庫で30~40分休ませます。


丸の大きさは適当です、この時点で丸い形にしておくと後の作業が楽になります。
冷蔵庫で休ませます。

アーモンドクリーム(クレームダマンド)
14.生地を休ませてる間にアーモンドクリームを作ります。
ボールでバター(50g)をクリーム状にし、砂糖(50g)を振るい入れて良く混ぜます。

15.次に割りほぐした卵(1個)を3~4回に分けて少しずつ入れ、その都度よ~く混ぜます。

混ぜてます。

16.卵が混ざったら、アーモンドプードル(50g)を入れて混ぜます。

混ぜてます。

17.最後にアーモンドエッセンスを数滴入れ、混ぜて完成です。

アーモンドクリームの完成です。

型と洋梨の準備
18.タルト型に指でバターを薄く塗っておきます。


今回は生地のくっ付かない加工をしてある型なのでバターだけ塗りました。心配な時は更に強力粉を振ると型から外しやすくなります。
19.コンポートをキッチンペーパーに取り出し、水分をしっかり切っておきます。

上からも水分をしっかり取ります。


コンポートは6切れ乗せる予定で水分を切ってます。
型に生地を敷く
20.冷蔵庫で休ませた生地を型に敷き詰めます。
台に生地を取り出し包んだラップを広げ、上からもラップを被せて上下ラップで挟んだ状態で、めん棒で丸く押し広げていきます。

ラップの上からめん棒で四方八方に押し広げ、タルト型より大きな円にします。

生地がタルト型より大きく広がりました。

21.上のラップを外し、生地の下に右手を入れ左手にタルト型を持ち、型の上にかぶせます。
※ここが最大の難関です。(作りながら撮影しているため、写真が写せませんでした)

生地の下のラップは外さないで、下から右手を入れて生地を持ちあげて、タルト型にかぶせます。

タルト型に何とか上手くかぶさりました。


他には、めん棒に生地を巻き付けて型の上に広げる方法もあります。いつもは22㎝の型なのでめん棒を使うやり方ですが、今回は18㎝の小さめの型なので手でかぶせてみました。
22.生地を型に沿って敷き詰めます。

全体に生地が入りました。

23.ラップを丁寧に外します。

24.周りの余分な生地はめん棒を転がして切り落とします。
淵の生地を指で型にしっかりと密着させます。

周りの余った生地はクッキーやタルトレットにしたりします。ラップに包み冷凍保存もできます。

焼成(170℃で45分~50分)
25.タルト生地にピケしてアーモンドクリームを詰め、洋梨のコンポートを乗せて焼きます。



ピケとは、生地全体に均一に穴を開ける事で、火の通りを良くして生地が膨れ上がるのを防ぎます。
26.アーモンドクリームを詰めます。

全体に平らに広げます。

27.洋梨をカットします。5~6ミリの幅にカットしました。

28.包丁で下からすくい上げ、やや斜めにスライドさせてアーモンドクリームの上に乗せます。

29.洋梨の細い方を内側に、幅の広い方を外側に、放射状に乗せていきます。

6個乗せる予定でしたが5個になりました。😢

30.170℃に予熱したオーブンで45分~50分かけてじっくり焼きます。
※オーブンにより火加減が違うので温度や時間は調整します。

170℃で50分しっかりと焼きました。洋梨が乗っていない部分が盛り上がり焦げ目が付きます。
艶が無くこのままではあまり美味しそうには見えませんね。😢

仕上げ
31.ケーキクーラーに乗せ冷めたらジャムを塗り仕上げます。
アオハタのあんずジャムを使いました。

32.ティースプーン2~3杯のジャムに熱湯を少し加え、トロトロのゆるさにします。

33.タルトが冷めたら型から出してお皿に盛り付け、表面全体にジャムを塗り照りを出します。すると一気に美味しそうに見えてきます。😊👍

34.完成です、周りに粉糖を掛けローズマリーを真ん中に置いてみました。

今回作ったタルト
こちらは洋梨のコンポート6つ乗せて焼いたものです、全面コンポートで埋め尽くされます。

こちらは洋梨のコンポート4つ乗せて焼いたものです、アーモンドクリームの焼き色が美しいです。

ティータイム
庭に咲いていたバラを飾りました、ティーセットはミントンの「ハドンホール」です。
手作りのスイーツを大好きな器に乗せる事にこの上ない喜びを感じています~かなり単純です。😅

洋梨の上品な甘い香りと食感がアーモンドクリームと見事に融合、周りのタルト生地はサクサク~とてもリッチな仕上がりです。


インスタで、タルトのカットシーンを動画で投稿しています。是非、焼き込んだ洋梨とアーモンドクリームのコラボをご覧ください。(こちらをタップするとインスタの投稿ページへジャンプできます。)
紅茶はティーバッグのダージリンをストレートで頂きます。

ティーセット(ミントン・ハドンホール)
洋食器のブランド、ミントン「ハドンホール」は、ミントンを代表するあまりにも有名なシリーズです。同じ絵柄でブルーも出ています。
カップ全体に描かれた花や蔦の感じに魅了され、20代の頃に揃えました。ブランドのティーセットを買い揃えたのはこれが最初です。
ティーセットの名前「ハドンホール」とは、ベイクウェルタルトで有名なイギリスの街ベイクウェルの郊外にひっそりと佇む大邸宅の名前から来ています。
「ハドンホール城」とも言われてますが、お城ではなく正確にはイギリスの「マナーハウス」、日本風に言うならば大地主の大豪邸風なイメージです。

この絵柄は、ミントンのデザイナーがハドンホール内に掛けられているタペストリーや内部の教会の壁画からインスピレーションを得てデザインされたとの事、それにちなんで「ハドンホール」と名前が付いたそうです。
私はこの事を知って以来、イギリスの「ハドンホール」は行ってみたい場所の一つとなりました。
その後、念願叶い「ハドンホール」へ行く事になります。
タペストリーや壁画も見る事ができ感動は言うまでもありません、ブログの記事でまた詳しく紹介できたらと思います。
ハドンホール(イギリス・ダービーシャー・ベイクウェル)
こちらが2013年に訪れた「ハドンホール」です。

中央が入口になります、中世に建てられたと言うのでやはり古城の雰囲気たっぷりです。
石の階段が丸みを帯びています、一体どれほど多くの人々がこの石段を歩いたことでしょう、歴史の重みを感じました。
次の写真は中庭から見たハドンホールです、この中にタペストリーが掛けられてます。

ベストシーズンの6月に行く事が出来たので、つるバラがとても素敵に咲いていました。

大好きなハニーサックルも見事に咲き誇っています。

石壁に這わせたつるバラはイギリスならではの美しさです、いつまでもこの場に居たいほど見飽きる事はありません。

最後に
洋梨のタルト、少し手間は掛かりますが美味しいタルトが作れます。
洋梨が手に入らない時やコンポート作りが面倒な時は、缶詰の洋梨でも作る事が出来ます。
食べきれない時はカットして冷凍保存もできます、自然解凍してお好きな時にいつでも頂けます。
ぜひ手作りのタルトで素敵なティータイムを過ごし下さい。
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