「佐倉マナーハウス」は身近なイギリス的存在です。
2023年5月中旬、今回2度目となる佐倉マナーハウス(千葉県佐倉市)に行ってきました。
前回訪れた際は予約せずに行ったため、クリームティーのみでしたが、今回はしっかり予約をして「アフタヌーンティー」を楽しみました。
森の中にひっそり佇むアンティークショップは、以前訪れた時と変わらず静かに私を出迎えてくれます。
この記事では、佐倉マナーハウスの
- 入口から玄関までの様子
- アフタヌーンティーの様子
- 店内の様子
- アンティーク・ヴィンテージ品
- 裏庭の様子
- アフタヌーンティーの予約方法
- アクセス
についてご紹介しています。
また、アフタヌーンティーで提供される
- イギリス式スコーン
- 手作りマーマレード
- ヴィクトリアケーキ
などのレシピもオリジナルではございますが、ご紹介していますので良かったらご覧下さい。
沢山の写真と共にご紹介しますので是非最後までご覧下さいね。また、以前訪れた際の「ティールーム」についても記事にしています。こちらはすぐ下のリンクからご覧頂けます。
佐倉マナーハウスの入り口
車を降りると駐車場から直ぐに白い看板が目に入ってきます、この辺りからレトロな雰囲気が漂っています。
この坂道を上る時は、やはりワクワクします。
坂道をゆっくり歩くと、高くそびえ立つマナーハウスが現れます。
マナーハウスの玄関前
マナーハウスのお洒落なレンガ造りがイギリスを感じます~
玄関前には、さりげなくアンティークのガーデンセットが置かれてます。
こちらはロイドルームチェアーの上にバスケットも置かれています、売り物のようです。
こちらは三輪車、イギリス製のアンティークでしょうか~鳥の置物も可愛らしいです。
あっちこっちと、きょろきょろ見てしまいます。
こちらは玄関前です、ユニオンジャックとマナーハウスのプレート、ブリキのジョーロや植木鉢が飾られてます、以前来た時と変わっていません。
入り口の大きな玄関ドアはステンドグラス入りでお洒落です。
アフタヌーンティー
12時の予約でしたが、ちょうどに到着したためティールームへ直行します。
ティールームはガラス張りのコンサバトリー、開放的でまるで森の中にいるかのようです。並べられた木製のテーブルと椅子が素朴で温かいです。
柄違いのバーレイのお皿にリーガルピーコックの紙ナプキン、ミルクは牛さんの容器に入ってきました。
紅茶は2種類、先に「ハイグロウン」後から「ダッチェスグレイ」を注文します。
こちらはアフタヌーンティーに欠かせない三段のティースタンドです。
一段目はケーキ2種、クッキー入りのチョコレートケーキとビクトリアケーキ。
二段目はオリジナルスコーン、クロテッドクリームとダルメインのマーマレードが付いてます。
三段目は、サンドイッチとプチトマトです。
アフタヌーンティーのマナーとしては、下から順に食べていくので、まずはサンドイッチから頂きます。
ハムときゅうりのシンプルなサンドイッチですが、パンが柔らかく具とのバランスも良く美味しいです、そしてプチトマトがとても甘いです。
次にスコーンを頂きます、イギリスのようにかなり大きく作られています。
マーマレードはイギリス湖水地方の有名なダルメインの物です、可愛らしい器に入ってきたので皆でキュンキュンしてしまいました~
イギリスから取り寄せているらしく店内でも販売されてます。オレンジやレモンなどミックスされて手作りのお味です。
最後に上段を頂きます。
ビクトリアケーキは絶品です、アーモンドとバター風味の生地にラズベリージャムがサンドされ、素朴ですがリッチな美味しさです。チョコレートケーキも濃厚です。
外はサクサク~中はふんわりとしたイギリス式スコーンやヴィクトリアケーキなどもご紹介しています。
紅茶はミルクティーにして頂きます。
ハイグロウンティーは渋味の少ない紅茶ですがミルクに良く合います。もう一つのダッチェスグレイはアールグレイのお味でした。
都内目黒区にあるスリーティアーズや麻布十番にあるジュリスティールームの様子も紹介しています。
店内の様子
ゆっくりアフタヌーンティーを楽しんだ後は店内のアンティークや雑貨を見て回りました。
ティールームのコーナーにはイギリスのジョンソン元首相がブルーキャリコのカップを持つお写真がありました、イギリスのストークオントレントにあるバーレイの工場を訪問した際のお写真のようです。
こちらもティールーム内にあります。美しいバーレイの数々に見惚れます。
ティールームを出るとピーターラビットのマグカップやプレートが可愛らしく飾られてます。
入り口正面に置かれているのは、バーレイやデンビーです。
こちらはバーレイのインクブルーハイビスカス、テーブルランプがレトロな雰囲気を醸し出しています。
やはりバーレイが多く売られています、こちらはバーレイグリーンプルナス、桜に似たプルナスの花と葉が全体に描かれていて優しい雰囲気です。
ブラックリーガルピーコック、ブルーリーガルピーコックが入り混じって並べられシノワズリな雰囲気です。
バーレイのタイルもあります、鍋敷きに良いと思いましたがお安くはありません。
バーレイの代表的デザイン、キャリコ柄のプレートの色違いです、どれも可愛らしくて買おうとしても選べません。
キャリコ柄は、氷の上に落ちたプルナスの花(桜の一種)をイメージして描かれたデザインだそうです。
こちらはストーンウエアのデンビー、イギリスではマグカップが日常使い、厚みがあるので冷めにくく手にも優しくぬくもりのあるデザインです。
マグカップ以外にカップ&ソーサーも厚みがありストーンウエアならではの温かみがあります。
アンティークやビンテージのお品
シルバーやガラス製品も沢山ならんでます。
ロイヤルグラフトンのトリオとティーポット、アンティークな花のデザインが華やかです、ポットの形も使いやすそうです。
タスカンのトリオ、ニゲラの絵が全体に描かれていてとても爽やかなブルーで上品です、艶もあり状態も良く、お揃いのティーポットもありこちらもキュンとするお品です。
奥にタスカンのティーポットが置いてあります、形もデザインも好みです。
こちらも可愛らしいトリオです。
フローブルー(flow blue)
以前NHKの「世界はほしいモノにあふれてる」で紹介されたフローブルー(滲んだブルー)の食器が沢山ありました。
大きなティーポットも並んでます、ブルーの濃淡の中に金色の花の絵が入っていて存在感あり、思わず手に取ってみるとずっしり重いです。こんなティーポットにたっぷりと紅茶を淹れて振舞ってみたいです。
ミルクピッチャーはバラの絵が描かれていて形も優雅です、プレートやカップも沢山あり、ブルー&ホワイトの美しさに心惹かれます。
ブルー&ホワイト
スポードのコーナーも充実しています。オールドウィローなどプレートが多く、手に取り見入ってしまいます。
レッド&ホワイト
こちらはレッド&ホワイト、ジョンソンブラザーズやメイソンズ、ウッド&サンズが並んでます。ビンテージ感たっぷりです。
2階へ
2階は雑貨、家具、キッチンファブリックなどが並んでます。
これはシンブル(指ぬき)、主にパッチワークや刺繍をする時に中指にかぶせて針を押しだす時に使います。いろいろな絵があり可愛らしいです。
古いリネンの刺繍入りテーブルクロスが沢山ありますが、とても高価で手が出ません。
イギリス製の古い家具や椅子が所狭しと並んでます。中ほどに写っているカップボードは売約済みの紙が貼られていました。
生地を張り替えた素敵な椅子も沢山あります。
ウィリアムモリスの柄のティーコゼー、どれも素敵です。
イギリスの人気焼き菓子もいくつかご紹介しています。
裏庭へ
裏庭へはティールームの脇を通っていきます。
道の脇には日陰でも育つ花が植えられています、キボウシが沢山ありました。
ピンクのモフモフしたお花、これはシモツケソウでしょうか~可憐で可愛らしいです。
ここが裏庭、森に囲まれてます、遠くに写っているのがマナーハウスです。
石のピーターラビットもいました。
アンティークなベンチが後ろのレンガと相まってイギリスの雰囲気です。
奥には、水が溢れんばかりにたっぷりと入った池で、大きくなった金魚が気持ち良さそうに泳いでます。
裏庭も手入れが行き届いてます、お庭の掃除用具などを入れてる小屋でしょうか、まるでムーミンハウスのようです、可愛い~
アフタヌーンティー予約について
マナーハウスのアフタヌーンティーは完全予約制となっており、予約の際は電話(043-312-2272)にて事前予約が必要となります。
1ヶ月先まで予約可能で、締切は利用当日の2日前までです。
2名から予約可能で、1名あたりの料金は、3,800円(税込4,180円)となっていました。
予約の際は、利用時間を
11:45~ 若しくは 12:00~
のどちらかを選び予約します。
詳細は、マナーハウスのホームページに記載されていますので、下記リンクよりご確認ください。
アクセスについて
★住所★
千葉県佐倉市上志津1329(カーナビ設定は1334とのことです)
★連絡先★
043-312-2272
★営業時間★
マナーハウス/10:00~18:00
ティールーム/11:00~17:00(ラストオーダー16:00)
★定休日★
月曜日(月曜日が祭日の場合は営業)
★お車利用の場合★
東関東自動車道「千葉北」I.Cを出て、国道16号線から約15分。
★電車利用の場合★
京成電鉄「志津駅」下車、徒歩約20分。
京成本線 「勝田台駅」or 東京メトロ東西線直通 東葉高速線 「東葉勝田台駅」 南口よりタクシーで10分。
▼佐倉マナーハウスHP▼
▼食べログ ▼
佐倉マナーハウスのティールームは予約なしでもご利用できます。前回の記事でご紹介していますので良かったらご覧ください。
最後に
今回もたっぷりと店内や裏庭を見てきました、大満足です。
アフタヌーンティーも、おしゃべりをしながら美味しく頂き、充実した時間が過ごせました。
マナーハウスは、イギリスやバーレイ、アンティーク好きの方にはワクワクするお店です、機会がありましたらぜひ足を運んでみて下さい。
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