栗の渋皮煮をあんことパイ生地で包みマロンパイを焼きました。
サクサクなパイ生地と栗の優しい甘みが上品なパイに仕上がります。
パイ生地から作るレシピですが、市販の冷凍パイシートでも美味しく作れます。
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渋皮煮が丸ごと入ったマロンパイです、パイ生地も美味しく作れるのでぜひお試しくださいね。目次から見たいページにジャンプできます。
材料紹介(10個分)
- 栗の渋皮煮 10個
(又は甘露煮) - あんこ 300g~400g位
パイ生地
- 薄力粉 200g
- バター 140g
- 冷水 100ml (1/2カップ)
- 卵黄 1個 + 水 大さじ1(艶出し用)
あんこは、富澤商店の「こしあん」を使いました。
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あんこや栗の渋皮煮の作り方も紹介しています。
パイ生地作り(折込みパイ)
1.薄力粉(200g)をボールに振るい入れ、その中へ角切りにしたバター(140g)を入れてスケッパーでトントン切るように混ぜていきます。
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バターの塊が残る位でOKです。
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2.冷水(1/2カップ)を加え、ざっと混ぜ合わせます。
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生地全体に水を含ませるように混ぜ合わせます。
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3.生地に水が浸みこんだら台に取り出します、まだ生地はまとまっていない状態です。
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4.めん棒で生地を押すようにしながら平らに広げます。
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5.スケッパーで端を整えながら25㎝~30㎝くらいに押し広げ、三つ折りにします。
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6.両側から中心にスケッパーを使いながら三つ折りにします。
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7.三つ折りが1回終わりました。次は生地の向きを90度変えて伸ばして三つ折りにします。
この作業を合計3回繰り返します。
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バターや粉はまだ完全に混ざってない状態ですが、これでOKです。
8.生地をポリ袋に入れて冷蔵庫で1時間しっかり寝かせます。
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冷蔵庫で生地を寝かせると、バターが固まるため作業しやすくなります。
9.生地を1時間ほど冷蔵庫で寝かせたら、更にめん棒で伸ばして三つ折りにします。
ここからは生地がめん棒にくっ付きやすいので、ポリ袋を切って開き2枚のポリ袋で生地を挟み、ポリ袋の上からめん棒で伸ばしていきます。
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ポリ袋と生地が張り付くので、時々はがし空気を入れながら伸ばします。
生地を伸ばしたらポリ袋を取り三つ折りにします、まだバターが見えています。
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10.生地の向きを90度変え、ポリ袋をかぶせて再度伸ばして折りたたみます。
この作業を合計3回繰り返して生地が滑らかになったらパイ生地の完成です。
生地が完成したら三つ折りにしてポリ袋で包んで冷蔵庫で休ませておきます。
フィリングの準備
11.渋皮煮のシロップをキッチンペーパー等で軽くふきとります。
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12.ラップの上に、あんこ(30~40g位)をスプーンやへらで広げ栗を包みます。
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ラップごと持ち上げてあんこで包みます。
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13.フィリングの完成です。
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パイ生地の成形
14.台にや生地に打ち粉(強力粉)をして、めん棒で生地を伸ばしていきます。
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15.めん棒にも打ち粉をして縦、横と伸ばし長方形にします。
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16.生地を横30㎝、縦17㎝くらいに広げました。
真っすぐには広がりませんでしたが、ここからカットして更に伸ばすので問題ありません。
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17.10等分にカットしておきます。
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パイ包み
18.艶出し用の卵液を用意します、卵黄のみ使います。
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19.卵黄に水(大さじ1)を混ぜておきます。
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水が混ざったら卵液の完成です。
生地の接着と艶出しに使います。
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卵白は冷凍保存ができますので捨てずに保存します、卵白で作るお菓子に利用できます。
パイ生地包み
20.生地を一枚ずつめん棒で押し広げて10㎝くらいの正方形にします。
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生地は伸ばすと薄くなり台に張り付くので打ち粉(強力粉)をしながら作業します。
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21.栗を乗せ卵液で接着しながら包んでいきます。
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22.オーブンペーパーを敷いた天板に並べて卵液を塗ります。
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焼成(190℃で40分)
23.190℃に予熱したオーブンで40分くらいで焼き上げます。
オーブンにより火力が違うので温度や時間は調整します。
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24.焼けました、パイ生地がふっくらと膨らみました。
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25.ケーキクーラーに乗せて冷まします。焼きたてサクサクです。
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他にもりんごを使ったアップルパイを紹介しています。
ティータイム
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サクサクなパイが栗とあんこを優しく包み込んで、上品なお味のパイに仕上がりました。
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紅茶はマリアージュフレールの「アールグレイ フレンチ ブルー」です、ベルガモットの香りが優しく香ります。
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茶葉にはブルーエ(矢車菊)の青い花びらがたくさん混ざっています。花の香りもほのかに感じます。
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他にも栗を使ったレシピをご紹介しています。
最後に
渋皮煮を丸ごと包んだマロンパイいかがでしょうか。
手作りのパイ生地は格別ですが冷凍パイシートでも手軽に楽しめます。
渋皮煮が無い時は、瓶詰めの甘露煮で代用しても美味しいと思います。深まりゆく秋のティータイムにぜひお試し下さい。
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