いちじくを赤ワインでコンポートにし、バターケーキにして焼き上げました。
いちじくは、生のまま焼き上げても美味しく作れますが、コンポートにすると旨味が凝縮されます。
今回のレシピは、
- いちじくのワイン煮(コンポート)
- バターケーキ
の2段階に分けて作っていきます。
最後にウエッジウッドの「ハサウェイ・ローズ」 についてもご紹介しています。写真付きで順に説明しますので、是非最後までお読みくださいね。
材料説明
いちじくのコンポート
- 加工用いちじく 1パック
- 砂糖 80g
- 赤ワイン 200ml
- 水 400ml
バターケーキ
- バター 120g
- 砂糖 110g
- 卵 2個
- 強力粉 120g
- アーモンドプードル 30g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- ラム酒 大さじ1
- ワイン煮の煮汁 大さじ1
- アーモンドスライス 適量
加工用のいちじくが無い場合は、生のいちじくをコンポートにせず、そのまま焼いても美味しく出来ます。
いちじくのワイン煮(コンポート)
1.いちじくは手で優しく洗いへたを切り落とします。
2.鍋に砂糖(80g)、赤ワイン(200ml)、水(400ml)を入れ煮立て、砂糖が溶けたらいちじくを入れ落し蓋をして弱火で20分位煮ます。
落し蓋をして煮込んでいます。
落し蓋はアルミホイルで真ん中に穴を開けたものを使います、穴を開けることで蒸気による持ち上がりを防ぎます。途中であくが出てきたらすくって下さいね。(写真は梨のコンポート時のものです)
3.煮汁が煮詰まってきたら火を止め冷まします。
これでコンポートは完成です。
バターケーキの生地作り
4.室温に戻したバター(120g)をハンドミキサーで柔らかくなるまで混ぜ、砂糖(110g)を加えさらにまぜていきます。
※砂糖はブラウンシュガーを使用、上白糖でも良いです。
5.割りほぐした卵液(卵2個)を4~5回に分け少しずつ混ぜ合わせていきます。
一度に卵液を入れると分離しますので、ここは丁寧に少しずつ混ぜていきます。
その都度しっかり混ぜていきます。
6.強力粉(120g)、アーモンドプードル(30g)、ベーキングパウダー(小さじ1)を合わせて振るっておきます。
粉類は振るっておくと、ダマがなくなり混ざりやすくなります。
7.先ほど振るった強力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーをバター生地の中に3回くらいに分けてさっくりと混ぜていきます。
8.粉類が大体混ざったらワイン煮の煮汁(大さじ1)とラム酒(大さじ1)を加え混ぜます。
余った煮汁はゼリーにしたり、さらに煮詰めてトーストに付けたりできるので捨てないでくださいね。
ラム酒はこちらを使っています。
ここで生地を完全に混ぜ合わせます。
これで生地の完成です。
型に入れ焼成
9.型にバターを薄く塗り冷蔵庫で冷やした後、強力粉を振っておきます。
※この作業は最初にやっておくと良いです。
型は「マンケ型」と言い底面より上が少し広めにできています。タルトの型でもOKです。
余分な粉ははたき落とします。
10.型に生地を入れ、平らに広げます。(べたべたな生地なので広げにくいです)
11.いちじくを放射状に並べます。
半分にカットしましたが丸のままでも良いです。
12.アーモンドスライスをパラパラ乗せ、160℃に予熱したオーブンで40分位で焼き上げます。
13.美味しそうに焼けました、とても良い香りです。
14.ケーキクーラーに乗せて冷めたら盛り付けて完成です。
仕上げに粉糖をパラパラと周りに振りかけると一層美味しそうに見えます。
カットした断面のいちじくは生地と一体となり見事に融合してます。
とっても美味しそうです。
ティーセットの紹介
(ウエッジウッドのハサウェイ・ローズ)
今回使用したティーセットはウエッジウッドの「ハサウェイ・ローズ」です。
イギリスの劇作家シェイクスピアの奥様の名前が「アン・ハサウェイ」と言い、彼女の生家の庭に咲いていたバラがモチーフとなったためその名が付いたそうです。
イギリスのウォーリックシャー、ストラットフォード・アポン・エイヴォン近郊の裕福な農家で生まれ育ったと言われています。
現在、その家は観光地として大変有名になっています。
私もイギリス旅行の時に行く予定でしたが、近くにあるウォーリック城の見学に時間を掛け過ぎてしまい、行くことができず心残りです。
1556年~1623年(67歳)の生涯ですので、日本では戦国時代後期から江戸時代初期にあたるそうです。
この「ハサウェイ・ローズ」は、ピンクのバラが全体に描かれとてもロマンティック、ガーデニングの国イギリスらしいティーセットでお気に入りです。
紅茶は成城石井で購入したセイロンのディンブラでを入れミルクティーにしました。
ケーキはカットし冷凍できます。
最後に
如何でしょうか、いちじくのコンポートを作っておけばいつでも作れます。
加工用のいちじくが手に入らないようでしたら生のものをそのまま焼いてもOKです。
プチプチ食感といちじくの旨みが凝縮され、風味豊かなバターケーキに焼きあがりました。
是非、いちじくの季節にお試し下さいね。
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