秋の味覚、栗やさつま芋をパイ生地で包みオーブンでじっくりと焼いてみました。
栗は予め渋皮煮にしたものを使いましたが、市販の栗の甘露煮で代用しても美味しく作れます。
サクサクなパイ生地で栗とお芋を優しく包んだ丸ごと秋の味覚パイになります。
ご紹介するレシピは
- さつま芋の餡ペースト作り
- パイ生地作り
- マロンパイ作り
の3工程となります。
画像を交えて作って行きます。食器の紹介もありますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
材料説明(10個分)
さつま芋の餡ペースト(甘さ控えめ)
- さつま芋 中くらい2~3本
- 砂糖 50g
- 牛乳 大さじ3
- バター 30g
パイ生地
- 薄力粉 200g
- バター 100g
- 牛乳 70ml(又は水)
- 卵黄1個+水大さじ1(艶出し用)
- 強力粉 少々(打ち粉用)
- 粉砂糖 適量(仕上げ用)
栗の渋皮煮 10個
(市販の栗の甘露煮でも良いです)
栗の渋皮煮のレシピもありますので、良かったらご覧ください。
さつま芋の餡作り
1.さつま芋の皮をむき輪切りにして蒸し器で蒸します。(沸騰後約20分)
「オレンジポップ」と言う品種で身がオレンジ色のさつま芋を買いました。
キャッチコピーがとてもユニーク「オレンジ色の甘い奴」つい買いたくなります。
蒸し器で蓋をしてこれから蒸します。
沸騰後20分くらいで蒸しあがりました、とてもきれいな黄色です。
2.木べらで力を入れ、こするように裏ごしします。
濾し器をひっくり返してさつま芋を一つずつ濾していきます。(熱いうちの方が濾しやすいです)
3.鍋に裏ごしのさつま芋(300g)、砂糖(50g)、バター(30g)、牛乳(大さじ3)を入れ、火にかけペースト状になるまでゴムベラで良く練り合わせます。
こんな感じでさつま芋の餡ペーストができました。
パイ生地作り
4.振るっておいた薄力粉(200g)に角切りにしたバター(100g)加え、スケッパーでトントンと切るように交ぜていきます。
バターがだいぶ細かくなりました。
5.ここへ牛乳(70ml)を入れ全体を混ぜます。
牛乳が全体に混ざり少しまとまってきます。
バターの塊は残ってる状態です。
6.まな板や台の上に生地を出します。
7.スケッパーを使い、生地を押すようにまとめビニール袋に入れ冷蔵庫で1時間程休ませます。
8.もう一枚ビニール袋を用意し、切り開き冷蔵庫で寝かせた生地を挟みめん棒で伸ばします。
めん棒で細長くに伸ばしていきます。ビニールに生地が張り付くので時々はがし直して伸ばします。
9.長方形に伸ばしたら三つ折りにします。
10.三つ折りにしたら90度向きを変え、また細長く伸ばします。
伸ばして三つ折り×4セットを行います。するとバターが生地に混ざりなめらかな状態になります。
※途中生地がべたべたするようなら強力粉で生地に打ち粉をします。
夏場など気温が高い時は三つ折りにしたら冷凍庫で少し冷やしながらやると良いです。
11.打ち粉を振った台で生地を長方形に薄く伸ばし、10等分にカットします。
これでパイ生地の作業は完了です。かなり大きさ不揃いですがこのあと生地をさらに伸ばしてから焼くので心配ないです。
栗をさつま芋の餡で包む
12.ラップにさつま芋の餡を30g広げ、その上に栗を乗せます。
栗が20gで丁度50gになりました。
13.手のひらに乗せラップを包むような感じで丸く包みこみます。
10個ほど出来ました。
14.先ほどのパイ生地を一枚ずつ10cm四方に伸ばし角の生地をかぶせていきます。
15.卵黄に水(大さじ1)を加え、良く混ぜ合わせた卵液を接着剤代わりにハケで塗りながら包みます。
卵白は捨てずにラップに包み冷凍保存もできます。ダックワーズなど卵白のお菓子に使用します。
16.角の生地をかぶせます。
そしてつなぎ目の部分に卵黄を塗ります。
折りたたんで生地をくっ付けます。
同じ手順で残りの角も折りたたんでいきます。
全ての角を折りたたんだら、表面に卵黄を塗ります。
最後に焼き上げとなります。
オーブンで焼成(190℃で約40分)
17.190℃に予熱しておいたオーブンで40分位焼きます。
途中焦げ目がだいぶついてきた時は180℃に温度を下げ様子を見ながら焼いていきます。
美味しそうにこんがり焼けました。
仕上げ
18.粉糖を水で溶いてアイシングを作り、パイの上から掛けてみました。
さらに美味しそうに見えます。
19.盛り付けて完成です。
個包装するとプレゼントにも良いです。
Burleigh (バーレイ)の食器
バーレイの「アジアティックフェザンツ」で紅茶と一緒に頂きます。
「バーレイ」とはイギリスのストークオントレントにある陶器のメーカーの名前です。
淡いブルーで描かれているのは、高麗キジと牡丹です。
優しい雰囲気を醸し出し、バーレイの中でも人気のシリーズです。
ミルクティーを入れて頂きます。
バーレイの工場があるイギリス・ミッドランド西部「ストークオントレント」の街並み。
千葉県にある「佐倉マナーハウス」では、バーレイの食器やティールームなどを楽しむことができます。
最後に
いかがでしょうか、秋の味覚満載のパイが出来上がりました。
渋皮煮は作るのがとても大変ですので市販の栗の甘露煮などを使っても美味しと思います。
またパイ生地が面倒な方は市販の冷凍パイシートを使うととても簡単に作れます。
お芋の餡だけを手作りし、栗の甘露煮と冷凍パイシートを市販のものにすると、とても簡単に作ることができます。
ぜひ一度お試し下さいませ。
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