鎌倉の紫陽花寺と呼ばれている「明月院」の近くで、昔食べた紫陽花の和菓子を思い出して作ってみました。
赤しそジュースで寒天を着色してピンクの紫陽花に見立てます。
中には白玉を白あんで包んだお餅が入ってます。
見た目も食感も楽しい紫陽花のお菓子、ぜひお試し下さいね。
画像を交えながら順番に作って行きますので最後までご覧くださいね。
材料紹介(6個分)
白玉お餅
- 白玉粉 40g
- 水 40ml
- 白あん 300g
紫陽花の寒天
- 粉寒天 4g
- 赤しそジュース 70ml
白玉粉と白あん
白あんは市販のものを使用
粉寒天
粉寒天2gで250mlの液体が固まります。今回2袋を使用します。
着色に使用した「赤しそジュース」の作り方もご紹介してます。赤しそジュースが無い時は食用色素でもOKです。
寒天作り(2種)
1.小鍋に水を200ml入れ、粉寒天2gを入れて火にかけます。
2.木べらなどで優しく混ぜながら、寒天を煮溶かしていきます。
3.ブクブク沸騰して寒天が完全に溶けたら、赤しそジュースを50ml入れ良く混ぜます。
4.赤しそジュースを入れて混ざったら火を止めて型に流します。
5.お弁当箱などの型に流して固めます。
室温で固まりますが、冷めたら冷蔵庫に入れます。
6.次に薄いピンクの寒天を作ります。
小鍋に水230ml入れ、粉寒天2gを煮溶かします。
7.ブクブク沸騰して寒天が溶けたら、赤しそジュース20ml加えます。
8.赤しそジュースを20ml(小さじ4)入れています。
9.お弁当箱に流して固めます。
常温で固まりますが、冷めたら冷蔵庫に入れます。
かなり薄いピンク色です。
白玉作り
10.ボールに白玉粉40gと水40mlを入れ、ゴムベラで良く混ぜます。
11.ねっとりとした感じにまとまります。
生地がベタベタな時は、白玉粉を少し足し入れて調整します。
12.生地を6等分にし、お団子状にくるくる手のひらで丸めて沸騰したお湯に入れて茹でます。
ぶくぶく茹でてます。
13.白玉が浮いてきてから更に1~2分茹でたら、網ですくってお水に取ります。
14.白玉の出来上がりです。
仕上げ
15.寒天をラップの上に取り出し、5ミリ角くらいに切ります。
縦に全部切ったら、横に切って行きます。
16.切った寒天は器に入れておきます。
17.同じくピンクの寒天もラップの上に取り出し5ミリ角に切ります。
18.ピンクの寒天2種ができました。
寒天は多少残ると思います、ヨーグルトに混ぜても美味しく頂けます。
19.ラップの上に白あん50gを丸く広げます。
20.白玉の水けをふき取り、白あんで包みます。
21.白玉あんこの出来上がりです。
22.ラップの上に寒天2種を広げて置きます。
23.寒天の上に、白玉あん子を乗せてラップで包みます。
24.あんこに寒天をくっ付けるような感じで包みます。
25.ラップで包みぎゅっと絞ります。
26.ギボウシの葉っぱの上に乗せて出来上がりです。
紫陽花の葉は種類により毒があります。食べなければ問題ありませんが、念のため食用にもできるギボウシの葉を使いました。
ティータイム
ナハトマンのガラスの器に盛り付けました、涼し気です。
白玉は時間が経つと硬くなります、なるべく出来立てを頂きます。
木製の和菓子切りを添えましたが、中は白玉なのでフォークの方が食べやすいです。
寒天や白玉は砂糖不使用なので甘さは控えめです。
雨に濡れた紫陽花が美しいです。
他にもしそを使ったお菓子や料理をご紹介していますので、よければご覧ください。
最後に
紫陽花のお菓子いかがでしょうか。
寒天を作り細かくカットするのがちょっと面倒ですが、とても可愛らしく仕上がります。
又、白玉無しであんこ玉に寒天を付けるだけでも美味しいと思います。
手作りの紫陽花和菓子で素敵なティータイムをお過ごしくださいね。
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