キャロットケーキと並びイギリスのティールームには欠かせない定番お菓子です。
コーヒーのほろ苦さと香ばしいくるみが甘いバタークリームと絶妙にマッチします、見た目をはるかに超える美味しいケーキです、ぜひお試し下さいね。

コーヒー味のケーキですが紅茶に良く合います、バタークリームなので多少日持ちもするので毎日のティータイムにも良いですよ。ぜひ作ってみて下さいね。
材料紹介(15㎝丸型)
コーヒースポンジ
- バター 100g
- 砂糖 80g
- 卵 2個
- 薄力粉 100g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 小さじ1弱(3g)
- インスタントコーヒー 大さじ1(3g)
- お湯 大さじ1
- くるみ(素焼き) 50g
バタークリーム
- バター 50g
- 粉糖 50g
- インスタントコーヒー 小さじ1(1g)
- お湯 小さじ1

材料です、砂糖はブラウンシュガー(素焚糖)を使いました。インスタントコーヒーはゴールドブレンドを使いましたが、粉末状の方が溶けやすく作りやすいかと思います。

型とくるみの準備
1.素焼きのくるみ(50g)は飾り用に8個残し、他は荒く刻んでおきます。

型の底と側面に合わせて紙を敷きます。(コピー用紙使用)

生地作り
2.室温に戻したバター(100g)をハンドミキサー(又はホイッパー)でクリーム状に良く混ぜ、砂糖(80g)を振るって入れ良~く混ぜます。


冬季などでバターが室温でも硬い時は電子レンジで少し温めます(600w20秒くらい)、この時バターを溶かさないように注意します。
空気を含んでふんわりするまでしっかり混ぜます。

3.卵(2個)を割りほぐし3回~4回に分けて少しずつ加えます、その都度よ~く混ぜます。


冷蔵庫から出したての卵は冷たくバターと分離しやすいので前もって常温に戻しておきます。又、卵をごく少し泡立てると混ざりやすいです。

4.粉類を混ぜます。
薄力粉(100g)、アーモンドプードル(20g)、ベーキングパウダー(小さじ1弱)を一緒に振るい入れてさっくりと混ぜ合わせます。

粉気がだいたい無くなるまで混ぜ合わせます。

5.コーヒー液を作り生地に混ぜます。
インスタントコーヒー(大さじ1)をお湯(大さじ1)で溶きます。

6.刻んだくるみとコーヒー液を生地に混ぜます。

7.くるみとコーヒー液が混ざったら生地の完成です。

焼成(170℃で35分)
8.生地を型に入れ、表面を平らにします。


9.170℃に予熱したオーブンで35分焼きます。
※オーブンにより火力が違うので温度や焼き時間は多少調整します。

10.焼けました。

11.型から出して冷まします。

コーヒーバタークリーム作り
12.バタークリームを作ります。
バター(50g)を柔らかくし良く練り、粉糖(50g)を混ぜます。
バターは電子レンジで柔らかくしてもOKです、ただし溶かさないように注意します。

粉糖は2~3回に分けた方が混ざりやすいです。

粉糖が混ざりました、ふわっとした感じになります。

13.コーヒー液を混ぜます。
インスタントコーヒー(小さじ1)をお湯(小さじ1)で混ぜてコーヒー液を作り、バタークリームと良く混ぜ合わせます。

14.コーヒーバタークリームの完成です。
とても美味しいクリームになります。

仕上げ
15.スポンジ生地を横半分にカットします。
硬めのスポンジなので立ててカットしました、横にスライスしてもOKです。

16.バタークリームを半分弱ほど間に挟みます。

17.スポンジ生地を重ね、残りのバタークリームを上に乗せて広げます。

18.三角コームで模様をつけました。


三角コーム(三角形のギザギザしたもの)の模様は無くてもOKです。
19.クルミを乗せて完成です。


他にもイギリスの定番お菓子を紹介しています。
ティータイム
庭にまだバラが咲いています、アイビーと飾りました。


美味しいので何回も焼きました、こちらはローズマリーと南天の赤い実を飾りクリスマスの雰囲気を出してみます。
周りに粉糖を粉雪のようにパラパラ掛けました。


スポードのティーカップでセイロンティーを頂きます。

コーヒーミルで粉砂糖作り
グラニュー糖をさらに細かくしたものが粉糖(粉砂糖)です。
グラニュー糖(50g)をコーヒーミルに入れます。

コーヒーミルで粉砕します。
粉っぽくなり量が増えてフワッとするまで回します。

粉糖の完成です。


他にもイギリスで人気のヴィクトリアケーキなど紹介しています。
最後に
コーヒーウォルナッツケーキいかがでしょうか、見た目が地味ですがとても美味しいケーキです。
バタークリーム無しで、くるみ入りのスポンジ生地だけでも美味しく頂けます、ぜひティータイムのお供に作ってみて下さいね。
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