イギリス定番焼き菓子「ヴィクトリアケーキ」をマフィン型で焼きました。
いちごジャムとホイップクリームをサンドしてデコレーションします。
ベーキングパウダーは使わずに卵を泡立てました、きめ細かく上品なお味に焼き上がります。
紅茶に良く合うお菓子です、ティータイムのお供にぜひお試し下さいね。

定番のヴィクトリアケーキは、いちごジャムやラズベリージャムのみで作りますが、今回は生クリームも使って可愛らしく仕上げました。
材料紹介(ミニサイズ6個分)
- 卵 1個(Lサイズ)
- 砂糖 50g
- バター 50g
- 薄力粉 40g
(アーモンドプードル無しの時は薄力粉50g) - アーモンドプードル 10g
仕上げ用
- いちごジャムやラズベリージャム
- 生クリーム 100ml
- 砂糖 大さじ1~2
- いちご 適量
- 粉糖 少々
型の準備(マフィン型)
マフィン型にバターを薄く塗り、強力粉をふり、余分な粉は落とします。
(バターや強力粉は分量外です)

生地作り
1.ハンドミキサーで卵(1個)と砂糖(50g)を泡立てます。

クリーム色に泡立ってきます。

クリーム色から白っぽくなり、ホイッパーで落として生地の跡が残るようになったら泡立て完了です。

2.薄力粉(40g)とアーモンドプードル(10g)を一緒に振るい入れ、さっくりと混ぜ合わせます。
※アーモンドプードル無しの時は薄力粉(50g)のみで大丈夫です。

ゴムベラで下からすくい上げるように混ぜ合わせます。

混ざりました。

3.溶かしバター(50g)を加えて混ぜ合わせます。
※バターは電子レンジ600Wで30秒ほど加熱した後、混ぜて溶かします。


バターが完全に溶けるまでレンジに掛けると噴火して飛び散る事があります、塊がまだ残っている状態でOKです。

4.バターを生地に混ぜ込みます。

5.バターが混ざり生地の完成です。

焼成(160℃で15分~18分)
6.スプーンなどで生地を6等分に入れます、生地は型の半分程度まで入れます。

7.160℃に予熱したオーブンで15分~18分くらいで焼き上げます。
オーブンにより火力が違うので温度や時間は調整します。(オーブンレンジの場合は170℃位)

8.焼けました。

フォークなどで型から出して冷まします。

ふんわり焼けました、このままで十分美味しいです。

仕上げ
9.冷めたらスポンジを半分にカットしていちごジャム(適量)を塗り泡立てた生クリームを搾り出します。

台形になるように上の生地を下にしましたが、どちらでもOKです。

生クリーム(100ml)に砂糖(大さじ1~2)を入れ、角がピンと立つまで泡立てます。
※生クリームは先に泡立てて冷蔵庫で冷やしておくとスムーズです。

10.いちごジャムの上に生クリームを搾ります。
※生クリームはスプーンで乗せてもOKです。(後方で紹介しています)

11.スポンジを乗せます。

12.上にも生クリームを搾り、いちごをカットして乗せます。彩にミントも添えました。


いちごはバランスを考えてカットしましたが、小粒の時は丸ごとでOKです。

13.仕上げに粉糖を掛けて完成です。

薄力粉50gで作る時
(スプーンでデコレーション)
こちらはアーモンドプードル無しで薄力粉50gで作りました。
- 卵 1個
- 砂糖 50g
- 薄力粉 50g
- バター 50g
アーモンドプードルを入れない方がふっくらと焼き上がりました。
※生クリームはスプーンで簡単にデコレーションします、手間いらずで簡単です。

ジャムの上に生クリームをスプーンで乗せました。(ラズベリージャム使用)

イギリスのお土産で頂いた「ミセスブリッジス」のラズベリージャムを使いました、ラズベリーの甘酸っぱさがヴィクトリアケーキに良く合います。

カットしたスポンジを乗せて生クリームを置いていきます。

いちごをカットして乗せます。

ミントを飾り粉糖を掛けて完成です。

ミニ~ヴィクトリアケーキの完成です。


18㎝の丸型ヴィクトリアケーキも紹介しています。
ティータイム


こちらは、後から焼いたアーモンドプードルを入れないでスプーンで生クリームをデコレーションしたものです。お味はさほど変わりませんが高さが出ます。

カットした断面はこんな感じです。

こちらはデコレーション無しのシンプルなヴィクトリアケーキです、ちょっと寂しい仕上がりですが😥
スポンジ生地とイチゴジャムは飽きのこない美味しさです。(アーモンドプードル入り)

スコーンも焼いて二段トレーに乗せ、ティータイムにしました。



他にもイギリスのお菓子をご紹介しています。
インドのお土産は紅茶
息子が年末からインドに行くというので勿論お土産は紅茶をお願いしました。インドと言えばダージリンやアッサムの産地、インド綿に包まれたり木箱の紅茶もあります。

青い生地入りのダージリンを淹れました、淡い水色で香り良く飛び切りの美味しさです、これぞダージリンティー。

ダージリンはティーバッグ入りです。

最後に
とてもシンプルな焼き菓子ですが少しデコレーションすると可愛らしくなります。
ぜひ皆様もヴィクトリアケーキで素敵なティータイムをお過ごしくださいね。
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