爽やかな酸味でフルーティーな柚子マーマレードを作りました。
柚子は皮が柔らかいので作りやすいです、又ペクチンを多く含みとろみが付きやすいので美味しいマーマレードになります。
トーストやスコーンに付けたり、ヨーグルトに混ぜても美味しいですよ、ぜひお試し下さいね。

市販のマーマレードでは味わえないキュンとするお味です、添加物の一切入らない柚子のマーマレード、ぜひ作ってみて下さいね。目次から見たいページにジャンプする事もできます。
材料紹介
- 柚子 1㎏(お好みの量で作れます)
- 砂糖 600g~800g

レシピは柚子1㎏の分量になりますが、2~3個からお作り頂けます。砂糖の量は、柚子の重量の60%~80%で作ります。今回は80%の分量の800gで作りました。
今回使った実家の柚子の木です、マーマレードにでもしないと食べきれません。

柚子1㎏です、お店の柚子と違い大小混ざりキズもあります。

果汁と種を分けます
1.柚子はタワシなどで綺麗に洗い、半分にカットして果汁を搾ります。

果汁をザルで濾して分けておきます。
種や薄皮にはペクチン(食物繊維)が有るので、とろみ付けに取っておきます。

2.種の付いている部分は取り出します、種とヘタ以外は食べれるのでざっとでOKです。


お茶袋に入れておきます。
煮ている内に種が出てこないように袋を二重に入れると安心です。

皮ごとスライス
3.皮の内側の白いワタやふさの袋も丸ごと薄くスライスします。


皮の外側から刻みましたが、柔らかい内側からでも刻みやすいです。
4.たっぷりの水に浸け、軽く揉み洗いします。


茹でこぼし2回
5.揉み洗いが終わったら、皮の苦みを取るためにお鍋で2度茹でこぼします。

沸騰したら5~6分グツグツ煮てザルにあげます、これを2回繰り返します。

煮上げます
6.鍋に茹でた皮と果汁、種のパック、砂糖(分量の半分)、水をかぶるくらい入れて強火にかけ沸騰したら弱めの中火で煮ていきます。


砂糖は2~3回に分けて加えます。
※砂糖はきび砂糖などのブラウンシュガーでもOKです、やや飴色に煮あがります。

7.途中アクはすくって取ります。

8.砂糖が全て入り少し煮詰まってきたら種は取り出します、その際コップの底などを当ててぎゅっと袋の汁を搾り出します。

9.細かいやや黄色味をおびた泡が全体に出てきて、トロッとした感じになったら火を止めます。


10.お玉ですくった時にややとろりとした状態で完成です。


ジャム類は冷めると硬くなるので少し緩いくらいで火を止めます。丁度良い硬さまで煮詰めるとかなり硬くなってしまいます。
瓶の殺菌
11.柚子を煮ながら空き瓶を煮沸消毒しておきます。たっぷりのお湯で沸騰後3分~5分位煮沸します、蓋も同じく煮沸します。煮終わったら引き上げて布巾の上などで湯を切り乾燥させます。


脱気処理
12.煮えたマーマレードを消毒した瓶に詰め、ふたを乗せて熱湯で10分加熱します。
※瓶のふたは閉めません、乗せるだけです。(お鍋にはふたをします)

13.10分たったら火を止め、一つずつ取り出して蓋を閉めます。
かなり熱いのでゴム手袋をして閉めます。

14.完成です、しばらくすると瓶のふたからポンと音がします、これが真空状態になった知らせです。1㎏の柚子でポンヌママンの空き瓶6個に詰めて少し残りました。


真空にすると常温でも1年以上持ちます。
こちらは瓶に入らなかった分です。


他にも夏みかんのマーマレードやレンジで作る金柑のコンポートなど紹介しています。
ティータイム

早速、抹茶のスコーンを焼いて頂きます。
甘酸っぱいマーマレードが生クリームや抹茶と絶妙にマッチして最高に美味しいです。

プレーンヨーグルトに混ぜると、爽やかなフルーツヨーグルトになります。

ミルクティーにしました、紅茶が進みます。

ティーセットは20代の頃にそろえたミントンの「ハドンホール」です。


マーマレードに良く合うスコーンのレシピもあります、良かったらご覧くださいね。
最後に
柚子は香り良くマーマレードにするとまた格別です、市販では中々無いキュンとする美味しさです。
保存も効くのでまとめて作ればいつでも美味しく頂けます、プレゼントにも喜ばれますよ。柚子が手に入りましたら是非お試し下さいね。
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