古民家レストラン飯沼本家を訪ねて~きのえねomoya(母屋)で季節の料理

お出掛け

江戸中期に建てられたという、千葉県酒々井(しすい)にある人気の古民家レストラン「きのえねomoya」へ行ってきました。
母屋や離れ、蔵などは国の登録有形文化財に認定されています。
清酒「甲子正宗(きのえねまさむね)」の蔵元、飯沼家が代々住み継いできた築300年の母屋は歴史とロマンを感じる感動の空間でした。

この記事では、古民家レストラン「きのえねomoya」の

  • 敷地内の様子
  • 母屋の外観、室内の様子
  • 季節のお料理について
  • 「きのえねまがり家」ギャラリーの様子
  • お土産について

ご紹介しています。

古民家ならではの古い梁や建具が懐かしく、静かに時が流れるゆったりとした中で季節のお料理を楽しみました。レトロなガラス戸と日本庭園が調和して美しい空間を生み出しています。

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駐車場から門へ

5月下旬に半年ぶりの女子会、予約をしていた日は生憎の雨降りでした。
広い駐車場からスロープを下りていくと立派な門が見えてきます。
写真左の建物は「きのえねまがり家」、お土産コーナーとギャラリーがあります、帰りに寄ることにしました。

右手の建物の壁には大きなエリアマップがありました、広大な敷地です。

立派な門構えは、江戸時代から300年も続いてきた旧家を象徴しています。

表札には「株式会社飯沼本家」と書かれています。

門から続く塀瓦の乗った板塀が美しい景観を生み出しています。

門から中へ

門をくぐると直ぐにシンボルツリーのような老木が目に入りました、かなりの老木です。

木の横には神殿のような小さな建物がひっそりと建っています。

次に蔵と思われる立ちの高い建物が現れます、漆喰の白壁と板壁のコントラストが美しいです。

隣接して離れかと思われる建物があり、こちらを左手に見ながら進みます。

綺麗に手入れされた庭を通り抜けてきました。

母屋の入口には文化庁の公式プレートが設置されていました。
重厚なブロンズのプレートには「登録有形文化財 この建造物は貴重な国民的財産です」と書かれています。
又、上の方には飯沼家の事や敷地内の6棟が登録有形文化財に認定されている事など詳しく書かれています。

母屋へ

いよいよメインの建物「母屋」が現れました。

立派な張り出し玄関、昔は来客用だったかと思われますが、今は使われてなく上がり口には五月人形が飾られていました。

庭に水鉢が置いてあり日本庭園ならではの情緒を感じます、母屋へのわくわく感も高まります。

母屋の入口に到着しました。雨はかなり激しく降り続いています、傘立てに傘を置き中へ入ります。

のれんのデザインは、母屋の母の字をイメージしているようです。

中へ入ります

一歩足を踏み入れるとタイムスリップしたかのよう、中ほどには兜が飾られ、古い掛け軸や骨董品が美しく展示されています。
ここは主に家族や使用人が使っていた勝手口から続く土間だったようですが、すっかり和モダン風な空間にリノベーションされています。

入口の右には大きな金庫のようなものが二つ置かれています、蔵元だった飯沼家の繁盛ぶりが偲ばれます。

見上げるとかなり天井が高いです、そして年代物の丸太の梁、更に和モダンな照明の優しい灯りが、この空間に深い歴史と味わいをもたらして胸が高鳴ります。

立派な掛け軸や、お酒を入れていたであろう瓶なども飾ってあります。

こちらは何か分かりませんが、木版に茶と言う字が書かれています、お茶の製造もしていたようなので茶入れなのかもしれません。安政5年正月と書かれています、江戸時代からの古いものですね。(1858年)

当時使われていた南部鉄器の鉄瓶でしょうか、取っ手や注ぎ口は錆びていますが、丸みを帯びたフォルムや鉄細工は美しく職人技を感じます。
近年では赤や青、白などのカラー鉄瓶がフランスなどヨーロッパで大人気ですが、昔の伝統工芸は本当に素晴らしいです。しかも鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで鉄分補給にもなるとの事、女性には嬉しいやかんですね~、実家では今も鉄瓶でお湯を沸かしポットに詰め替えています。

足付きのお猪口が可愛らしいです、レトロな飾り棚に素敵にディスプレイされています。

母屋の室内

こちらが上がり口、建具は昔の物ですが床は新しく張り替えられています。

中ほどの部屋には立派な神棚がありました。何百年もの間、飯沼家の人々が毎朝神棚に手を合わせ家内安全や商売繫盛を願ったに違いないと思うと感慨深いです。

木のテーブルには予約客のセッティングで整えられています。

こちらは一番奥のテーブルで一等席です、残念ながら今回はこちらの席ではありませんでした。
ピカピカに磨かれたレトロなガラス戸と日本庭園が美しく調和し、見事な空間を生み出しています。次回来る時はネット予約ではなく、直接電話をしてこちらのテーブルを指定したいと思いました。

飛び石や石灯籠が情緒あります、雨に濡れた感じもまた風情があり良いです~

こちらは新しく増築されたような洋風な個室もありました。

名古屋にある人気の「ノリタケの森」や千葉県佐倉にある人気のアンティークショップ「佐倉マナーハウス」なども紹介しています。

季節のお料理(二十四節季料理)

予約したランチが運ばれてきました。
飛騨春慶塗りの弁当箱に季節の食材を豊富に使ったお料理を美しく盛り合わせています、たけのこご飯はお代わり自由、一つ一つが丁寧に作られ季節を感じ美味しくいただきました。

※春慶箱もり膳(⒋400円税込み)
※お酒はいただきませんでしたが蔵元でしか味わえない日本酒や、懐石料理とのペアリングもあります。

食後のデザートはわらび餅でした。素敵な空間、美味しいお料理、楽しい会話で時の経つのも忘れてしまいます。
※90分~120分(懐石料理)の時間制限があります。

和菓子などのレシピもご紹介しています。

きのえねまがり家へ

食事の後に、ショップとギャラリーのある「きのえねまがり家」に寄りました。

酒蔵のシンボル「杉玉(すぎだま)」が釣り下がってます、杉の葉を束ねて大きなボール状にしたもので日本酒の造り酒屋や酒店の軒先に吊るされるそうです。

杉玉(すぎだま)

~杉玉に込められた意味~

  • 青々とした杉玉を吊るすことで新酒の完成を知らせます。
  • 緑色の杉玉が徐々に枯れて茶色へと変化する様子を、新酒から熟成酒へと味わいが深まっていく過程を表現しています。
  • 良いお酒ができるようにと祈り、商売繫盛の縁起物として飾られています。

こちらがショップの入口です。

飯沼家の代表的な銘柄「甲子(きのえね)」をはじめ梅酒や日本酒のカステラなど酒蔵ならではのお土産が並んでいます。

柚子酒や梅酒など色々あります。
ちょうど6月は父の日(第3日曜)、ギフト用に「お父さんいつもありがとう」のタグ付きです、これは買いたくなりますね~商売上手です。😅
ゆあがり梅酒とゆあがり柚子酒(1.8ℓ 3300円税込み)

2階のギャラリーへ

ショップの2階はギャラリーになっています。

屋根裏部屋のような感じです。

甲子(きのえね)のお猪口が飾ってあります。

レトロなものが沢山置かれています。
昭和~大正~明治~江戸時代~へとタイムスリップしたかのようです。

こちらは金属製の柄鏡(えかがみ)です、おそらく江戸時代のものでしょうか、、、隣にかんざしもあります。

昔のそろばんは下の球数が一つ多いですね、五つあります。

こちらの桐箪笥も古いものです、使い込んでます。

ボストンバッグもありました、昭和初期頃のものでしょうか。

和菓子三昧(わがしざんまい)

ギャラリーには千葉の作家の作品展示や、販売もされています。

こちらは売り物で「和菓子三昧」と言います。
和菓子の木型のような物は、手すき和紙を実際の木型に押し当てて立体的に作ったアート作品です。

素敵なポチ袋もありました、ポチ袋にしてはとても高価なので(3000円)ちょっと使えないです。😂

ビジネスセンター石炭小屋

きのえねまがり家の向かい側にはビジネスセンターがあります。
飯沼本家の歴史や酒作りの展示スペースとなっていて、使わなくなった大きな酒樽がありました。

お土産

せっかくなのでお土産を購入しました。

  • 日本酒で作った梅酒の「梅吉」
  • 同じく梅酒小瓶の「梅酒紀行」
  • 「清酒かすていら」

の3点を購入しました。

自宅に戻ってから「清酒かすていら」でティータイム、ほんのり苦みと日本酒が香るしっとりとしたカステラでした。

最後に

古民家でいただく季節のお料理、懐かしさと和のテイストが合わさり優雅なひと時を過ごすことができました。
お料理以外にも見どころ満載です、予約をすればこだわりの酒作りや酒蔵見学もできるとの事、また訪れたくなります。
機会がありましたら是非足を運んでみて下さいね。

最後までご覧いただきありがとうございます。
インスタもやっていますので良かったらご覧くださいね。

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