こしあんに刻んだ桜の塩漬けを混ぜ、桜あんぱんを作りました。
生地はフワフワなバターロールのレシピです。
1次発酵まではホームベーカリー使用、こし餡と桜の塩漬けが有れば簡単に美味しい桜あんぱんが作れるレシピです。
可愛いおへそのできる桜あんぱん、ぜひお試し下さい。
桜の香りの美味しいあんぱんです。画像を交えて順番に作って行きますので最後までご覧くださいね。
材料説明(10個分)
パン生地
- 強力粉 280g
- 砂糖 20g
- 塩 3g
- バター又はマーガリン 40g
- スキムミルク 10g
- ドライイースト 3g
- 卵 1個
- 水 140ml
- 卵黄 1個分(※艶出し用)
あんぱん中身
- こしあん 300g
- 桜の塩漬け 適量
桜の塩漬けはさくら茶用を使用しました。
生地作り
(ホームベーカリー使用)
1.ホームベーカリーにパン生地の材料を全て入れ、1次発酵まで設定してスタートします。
生地をこねた後、発酵時間は約40分。
※艶出し用の卵黄は入れません、焼く直前に生地に塗ります。
あんこの準備
2.生地をこねている間に、こしあん(300g)に刻んだ桜の塩漬けを混ぜ、1個30gに丸めておきます。
桜の塩漬けは、水に浸け塩を洗い流して水けを絞ります。あんぱんのおへそに入れる分として10個は残し、他は刻みます。
あんこに入れる分の桜(適量)は細かく刻みます。
3.こしあんに刻んだ桜を混ぜ込みます。
あんこは市販の物でもOKです、今回は小豆から煮ました。
あんこに桜が混ざりました。
少量ですが桜が混ざると桜風味のあんこになります。
4.あんこを1個30gに計り丸めておきます。
あんこの作り方もご紹介しています。
ベンチタイム
5.ホームベーカリーで1次発酵まで終わりました。
ここまで約1時間です。
6.一次発酵の終わった生地を、強力粉で打ち粉(分量外)をした台に取り出し、10等分します。
1個ずつ生地の表面を張らせるように丸めて、固くしぼった濡れ布巾を掛け、10分~15分ほど休ませます。(ベンチタイム)
パン生地は発酵が進むと弾力を持ち成形が上手にできません、休ませることによって生地が扱いやすくなります。この休ませる時間をベンチタイムと言います。
生地の成形
7.丸めた生地を直径10㎝位の円に手で押し広げ、丸めたあんこを乗せます。
生地や手にも強力粉(分量外)を少量付けながら作業します。
8.あんこを乗せた生地を手のひらに乗せ、周りの生地を少しずつ引きよせながら包みこみ、しっかりくっ付けて閉じます。
閉じ目をしっかりくっ付けます。
9.クッキングシートを敷いた天板に間隔を開けて並べ、二次発酵させます。
1枚の天板に10個は乗らないので、2回に分けます。(天板2枚に分けます)
10.軽く霧を吹き、オーブンの発酵機能で二次発酵させます。35℃位で約40分前後です。
※夏は室温でも発酵しますが、冬は時間がかかる事もあるので様子を見て時間を延長します。
発酵機能が無い場合は、低温に温度を設定して10秒位庫内を温めてから入れます。庫内の温度が下がったら、一旦天板を取り出し再度温め直してまた天板を戻します。
11.生地が2倍くらいに膨らんだら2次発酵は完了です。
一旦オーブンから取り出し、艶出し用の卵液を塗り、桜の塩漬けを押し込みます。
卵黄(1個)を水(大さじ1)で溶いて艶出し用の卵液を作ります。
12.ハケで生地にまんべんなく卵液を塗ります。
艶出し用の卵液は生地の乾燥を防ぎ、焼き上がりが艶々で綺麗です。卵液を塗らない場合は軽く霧吹きをして焼きます、素朴な感じに焼き上がります。
13.桜の塩漬け(水洗いしたもの)を生地の真ん中、あんこの辺りまで押し込みます。
菜箸の背で押し込みましたが指で押し込んでもOKです。
焼成(190℃で10~15分)
14.190℃に予熱したオーブンで10分~15分で焼き上げます。
※オーブンにより焼き加減が違いますので温度や時間は調整して下さい。
15.ふっくらと焼き上がりました、桜のおへそが綺麗にへこんでます。
桜あんぱんの完成です。
ティータイム
ふわふわ艶々に焼けました。
断面はこんな感じです。
あんこ30gです、お好みであんこを増やす事もできます。
桜ティーにしてみました。紅茶は水色の薄いダージリンを使用。
桜の花が開き、ほんのり桜の香りで春を感じるお味です。
インスタグラム(2022年3月2日投稿)で紅茶を注ぐ動画をアップしてます。
桜の花びらの開く様子が見れますのでご興味のある方はご覧いただけます。
最後に
桜のあんぱん、いかがでしょうか~
桜の香りの付いたこし餡と、おへその桜がアクセントとなり、とても美味しいあんぱんになりました。春のお味、パンの生地も美味しい桜あんぱんをぜひお試し下さい。
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